しあわせな死の桜

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しあわせな死の桜

  • 著者名:竹本健治【著】
  • 価格 ¥2,299(本体¥2,090)
  • 講談社(2017/03発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062203883

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内容説明

『このミステリーがすごい! 2017年版』国内編第1位『涙香迷宮』の竹本健治が贈る、軽やかにして深遠なミステリの精華12篇。非日常への裂け目はすぐそばにある。優美な文章で綴られる、奇想と幻想が入り交じり、妖しい夢のような綺譚がずらり。待望の「トリック芸者」シリーズ最新短編「いなか・の・じけん篇」を書き下ろし収録! まさに最高水準の短編集。ミステリ評論家・千街晶之氏による懇切な解説も必読。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チアモン

28
初読み作家さん。様々な内容の短編集。一番、印象に残ったのは「夢の街」かな。ラストは驚愕!このミス!2017で一位をとった涙香迷宮も積読してるから読まないとな。楽しみ楽しみ。2017/04/23

ハスゴン

22
たっぷり、様々な世界観を見せてくれる良い本です。2017/04/19

ミーナ

17
トランプのマークに分けられたミステリー中心の12編- 私の好きな『閉じ箱』に似ていると聞いて。閉じ箱よりもずっとミステリー色濃厚。なんだか古い印象でスマホが出てきたりすることに違和感を覚えるが、全て2000年以降の作品。茶道や囲碁に詳しいほうが楽しめそう。「彼ら」に佐伯千尋(しかも社会人になっている)が登場してうれしい。お気に入りは表題作と「瑠璃と紅玉の女王」2017/04/04

ふう

12
幻想的なものから本格ものまで全12篇。竹本健治を全然読んでないのでピンとこないものもあったけど、”らしさ”が詰まっていることはわかる短篇集。「漂流カーペット」がベストかな。「明かりの消えた部屋」、「ブラッディ・マリーの謎」も良かった。案外「瑠璃と紅玉の女王」 も好き。けど基本オーソドックスなミステリーが好みだとまじまじと実感w2017/06/01

まぁち

10
ミステリ、SF、幻想的なものまで、バラエティーに富んだ短編集。 多彩な作風に魅了され、短編集を読んだ気がしなかった。余韻を残すものが多くて良い。ミステリもいいけど、私は幻想的な雰囲気の作品が好き。表題作『しあわせな死の桜』は短いながらも、この短編集の締め括りにふさわしい。 他のシリーズのスピンオフもあり、著者の作品をもっと読みたくなった。2017/06/09

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