内容説明
新婚夫婦に「白いお皿」をプレゼントする。男の子に「青い服」を着させる。謝罪先に「グレーのスーツ」で行く。これはすべて間違いです! 「健康」「スポーツ」「仕事」「教育」「インテリア」「食事」に効く色の使い方。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hundredpink
43
色の断捨離も必要なのだとか。2018/01/13
どぶねずみ
23
好きな色、苦手な色はあるが、色について深く意識したことはない。視界から悩に入る「色」が、もし生活のリズムを崩すとしたら? 帰宅してイライラばかりしてしまうリビング、子供の学習意欲が高まる部屋、今日の仕事が上手くいくかもしれない下着、など。無意識のうちに、自分が色にコントロールされているのなら、より良い方向に転換できる色を、それぞれのシチュエーションで選んでみてはどうだろう。2017/02/16
袖崎いたる
13
色彩心理学の知見を生活世界に吹かす。その風はひとつの処世術やら人生態度やらを導く。色にこだわるから充実するような情緒の解説。世界観といってもいいけれど。あるモノにこだわることでセカイに彩りが、それこそ冬の寒々しさに春の瑞々しさが到来するかのような。前景であるところの〈対象化という求心化〉は〈欲望化という遠心化〉という後景が控えている。対象と欲望は世界観の内部で起こるわけで。――まあつまるところは赤か青か、黒か白かの問題になるようなのは肝に銘じておこう。取り敢えず、白い服を買いたいね。概ね女性向けな内容。2017/02/24
ぽけっとももんが
9
図書館の返却棚。色が心や体に与えるいろんな影響は、ばかにならない、らしい。ただ、どうしてもさわりばかりで、で、結局どうなん?ということばかり。本一冊でその奥義を得られたりはしないから、著者のコンサルティングをうけなさいな、ってことかしら。こどもを叱ったり勉強を教えたりするときは青がいいんですって。青い服、着ないなぁ。そして部屋を選ぶとき、お気に入りの家具の写真を不動産屋さんに見せて「この家具に合う色味の部屋」を紹介してもらうといいんですってよ。この田舎でそんなこと言ったら鼻で笑われるわ、絶対。2017/10/21
FuSa
9
日常生活のなかで上手く色を利用してハッピーに生きましょう♪的な。色を利用した自己啓発ですね。私的にはもっと色の部分をフューチャーしてほしかった。思ってたより自己啓発的な部分が多くてちょっとがっかり。物足りなかった。この著者の本が初めてじゃないからなぁ。。。色に関する本をはじめて読む人にはわかりやすいし楽しいのではないかと。2017/02/05