デビル・イン・ヘブン

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デビル・イン・ヘブン

  • 著者名:河合莞爾
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 祥伝社(2017/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396634308

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内容説明

2020年、雑居ビルから、一人の老人が転落死。現場には「黒い天使」のトランプが落ちていた。刑事・諏訪は殺しと見て謎を追うが、直後、「聖洲署」への異動命令が! 聖洲署は、世界的なスポーツの祭典と同時に創設された「カジノ特区」にあった。聳(そび)えるタワー、巨大歓楽街、謎の自衛集団、死神と呼ばれる男、そして青眼の天才ギャンブラーの伝説── 東京湾に出現した楽園には、地獄の顎が開いていた!君臨する「天使」に審判の刃を向けるべく、凶弾迫る中、諏訪は汚濁の檻に挑む!一気読み間違いなし!最注目の新鋭による、傑作エンターテインメント!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

138
初読み作家さん。東京にカジノ特区ができた近未来の警察モノ。面白かったけど死亡者多すぎ。2016/08/14

nobby

137
『スノウ・エンジェル』読了しての再読。うーむ、この2作の関係性は難しい…時系列は完全にスノウ→デビルなんだけど、スノウ続編という感じはない…そうかと言って、デビル→スノウの刊行順からデビルの本筋が広がる感じでもない…人物リンクは楽しめるけど、案外と両作品の中でしっかり描かれてるから真相解明って感じでもなく…ただ、共通した謎多き人物マシューについての完結を考えると、個人的にはスノウ→デビルの順で読むのがいいかと。何はともあれ、それぞれ一つの作品として十分に楽しめるから、あまり気にしないほうがよいのかも(笑)2021/08/04

ゆみねこ

90
東京の近未来、カジノが合法化され東京湾の人工島・聖州に巨大なカジノ特区が出来る。そこは警察ではなくGAPSが警備を担当する場所。国が老人をギャンブル漬けにして有り金を巻き上げる。そんな未来はゴメンです。神西の最期は切なかったけれど、諏訪が遺志をついで巨悪と戦ってくれるのかな?河合さん、2作を読了しましたが、はまりそうな予感です。2017/09/14

aquamarine

79
東京湾に出現した楽園「カジノ特区」へ異動となった諏訪刑事が自殺処理された転落死事件を疑問視し、謎を追います。近未来がこんな形になるとは想像したくありませんが、こんな風になる危険性も潜んでいるのでしょう。高齢者が食い物にされる世の中は本当に悲しい。四面楚歌の状況で果たして諏訪はいつまで正義でいられるのか、祈るような気持ちで読み進めました。個人的に前日譚であるスノウ・エンジェルを先に読んでいたため変に意識してしまったのが残念でした。これ自体が悪いということではないのですが、私は鏑木シリーズの方が好みです。2017/12/22

山田太郎

63
この作者これで完全制覇。面白いんだけど、オチというか風呂敷がうまく畳めてないような気がする。ランキング関係にあんまり上位にこないみたいなんだけど、なんでかな?2014/12/24

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