内容説明
「本能寺にて信長憤死」の報を聞いた家康は「光秀と刺し違える」と色めき立った。しかし、半蔵はさらに先を読んでいた。「お屋形さま、新しい天下のために行動なさるときです。この半蔵は命をかけて岡崎までお守りいたします」――家康最大の窮地を救い、徳川の天下を決定づけた男、服部半蔵。伊賀の忍者集団を率いて極秘情報をつかみ、虚々実々の駆け引きに天才的手腕を発揮した男の生涯。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大竹 粋
4
家康を支えた家臣たちから、風景を眺めたくなり、司馬さんの梟の城で芯のあるエンタメで、伊賀界隈のイメージをつけた上で、つぎは服部半蔵を。確かに諜報戦は今も昔もあるし、フェイクニュースも形が変わっただけで、昔ながらの手口。おそらく、大きな戦いの後にはプロパガンダも含め内政のための人心コントロールもやっていたのだろうと思う。コテンラジオのゲッペルズとなんだか繋がって面白い。2023/03/11
ura2wa
0
前半はおもしろかった。後半が尻すぼみに感じた。悪くはない。2013/12/03
maito/まいと
0
忍者ではなく、武将でもない、諜報参謀という新たな半蔵像を描いた1冊。とはいえ、忍びは出てきたり、家康が半蔵よりはるかに諜報に精通していたり、と半蔵が引き立たないので、どうしても新鮮感・斬新感が湧いてこない。また、半蔵=諜報参謀であっても謀将になりきれていないのもマイナスポイント。2009/11/26
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