内容説明
幕末から明治初期にかけて、長崎、横浜、江戸で次々に「新聞」という当時のニューメディアが生まれた。活字も取材網もない時代、近代国家に必須な報道・言論の舞台である新聞が登場するまでのドラマを、新聞発行に挑んだ9人の苦闘の生涯をたどって描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
更紗蝦
16
幕末から明治初期にかけて日本のジャーナリズムの誕生に関わったジョセフ・ヒコ、A.W.ハンサード、池田長発、柳河春三、岸田吟香、城島柳北、福地源一郎、本木昌造、J.R.ブラックの生涯を解説している本です。私はこの時代のジャーナリストでは宮武外骨が好きなのですが、著者が重視するジャーナリズムの役割は「事実に基づく論評を展開すること」(オピニオン・ジャーナリズム)であるため、宮武外骨は取り上げられていません。この本の中で一番興味を持った人物は福地源一郎で、浅田次郎の『黒書院の六兵衛』を思い出しながら読みました。2017/10/19
おせきはん
8
開国の後、外国の新聞に触れた経験のある方々が外国の情報を伝えるために始めた日本での新聞が、日本の情報や論説を含む現代の新聞に近いスタイルに進化してきた過程が書かれています。『日新真事誌』で「議事院」設立を主張した英国人のジョン・レディ・ブラックと治外法権との兼ね合いは、いかにも当時らしい事象だったと思います。2017/05/28
スプリント
6
幕末から明治にかけて次々とうまれた新聞の歴史をひもときながらジャーナリズムがいかに形成されたかが書かれています。 ジョセフ・ヒコの生涯が一番気になりましたね。2017/01/29
takao
1
ふむ2025/04/28
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