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内容説明
“イクメンブルーという言葉を、知っていますか
「イクメン」という言葉がもてはやされることなく、男性の育児が当たり前となった昨今。にわかに話題を集めるのは「イクメンブルー」という新たなキーワードです。
男性も家事・育児の分担を求められる一方、賃金の上昇は見込めず、相変わらず長時間労働を余儀なくされている。
そんな状況のなか、世間やママが求める「理想のイクメン像」と、仕事と家庭の両立に奮闘する「現実のイクメン」の乖離にいま、日本のパパたちが苦しんでいます。
本書では、「パパのための育児本」といった本からは一歩も二歩も進み、単なる「イクメン」から視座を上げ、育児を含めた人生そのものを楽しむ「ポスト・イクメン」へと脱却する具体的な方法を提示します。
◎「家庭内ぶら下がり社員」になっていませんか?
◎「まずは週1回、定時に帰ることから始めよう」
◎「弱音を吐けるパパ友をつくろう!」……etc.
「ママが怖い」「仕事と家庭の両立がしんどい」パパも、今日から変わります!!
第五章には、「男性学」の第一人者・田中俊之氏(武蔵大学助教)との特別対談を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
13
男性の育児休業の現状と課題から展望までを分かりやすく、優しい文体で説明した本である。大雑把にまとめると男性の育児休業取得が低調である背景には上司の無理解や長時間労働といった問題がある。これは企業社会の問題だが、著者はさらにすすんで育児に従事することで、男性の価値観の転換が起こることを期待する。つまり、働いてお金を稼ぐことを至上とする価値観から家庭や地域における役割を果たすことで、関係から得られる喜びに幸福感を求める価値観への転換である。競争主義の行き詰まりという視点も混じっているので、奥深い論考である。2021/05/11
黒縁メガネ
7
家庭でのパパの役割を改めて見直してみる。周囲の目に怯えることなく、妻や子どもにとって、そして自分自身にとっての幸せを考え直して見ることが大事。職場や地域を変えていく勇気を持って、今日も家事に育児に出来るところから頑張りたい。2017/05/08
YJ
6
サクッと読めた。国がある程度主導しないと、実現は難しそう。産前産後のママには、共感・受容・賞賛を。ダブルマザーにならざるべし。起床後13時間以降の仕事は非効率的。2017/04/16
華形 満
6
なかなか子育て”父”に寄り添う書籍が少ない(何故?)ので希少な意見が聞けて有意義ではあったが後半は全くの一般論で竜頭蛇尾な印象。ただ、現代の子育て環境で父の立ち位置が実に不安定なのだろうというのは実感している。本書は「パパ友を作れば良い」という短絡的趣旨らしいのだがそんな単純に解決する(すべき?)問題ではないだろう。地味だがコツコツと子供の発するサインに寄り添う事が父の”職務”だろう。頭デッカチになるよりたまに娘を銭湯に連れて行きスキンシップをはかるのが最大のコミュニケ―ションだと思える。2017/03/25
Humbaba
4
なすべきことをなす。それは勿論大切なことだが、そればかりに一生懸命になってしまい笑顔を忘れてしまったとすれば、それはとても不幸な事となる上に、その不幸は本人のみならず家族にも降りかかる。自分のやることを楽しみ笑顔を作る。それこそが家族にとって最も大切な気持ちの向け方となる。2017/07/12
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