ニッポンの主婦 100年の食卓

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ニッポンの主婦 100年の食卓

  • 著者名:主婦の友社
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 主婦の友社(書籍)(2017/03発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784074224685

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内容説明

大正時代、豊かで自由な雰囲気の中「主婦」が誕生しました!
創刊号が出版された大正7年から、関東大震災、第2次世界大戦を経て、
戦後の高度成長期、昭和から平成へ、バブル崩壊など、ダイナミックな歴史の中で、
主婦たちは懸命に家庭を支え、そのなかで工夫して生活を楽しみました。
創刊号から約1100冊の豊富な資料から、ニッポンの主婦と暮らしと、女性の歴史をたどれば、時代そのものが見えてきます。
女性のしなやかさとたくましさ、ニッポンの未来へのメッセージも伝わってくる、主婦の友100周年記念の1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

99
雑誌「主婦の友」100周年記念の1冊です。私は購入したことは無いのだけど、小中学生の頃母が読んでいた記憶と時々美容院で読んだことを思い出しました。昔の主婦はスーパーウーマンです。家電が少ない(又はほとんどない)時代に何でも手作りすることが半ば強制的に推奨されている感が無きにしも非ずだけど。実際、母は私がお正月に着る着物も夏のサンドレスも毛糸のオーバーも手作り。料理も得意でこの本を参考にしたことが沢山あったのかもしれません。創刊の頃からカラフルで目を奪われます。とても人気があったのも頷けました。 2018/02/10

ばう

52
★★★雑誌『主婦の友』が創刊されて今年で100年になるそうです。その歴史がこの1冊に凝縮されています。創刊時のお料理の特集記事ではボイルドアスパラガス、ローストチキン、サラドパリージャンなどなど、横文字のオンパレードですがこれでは読者には理解出来るものも出来なくなっちゃいますよね?昭和初期の記事に「ある主婦の1日」。これは今もありそうな記事。そして戦争の影響はこの紙面にも影を落とし、時代が戦後、高度成長期と進んで行くと主婦の生活もすごいスピードで変化していったことがよく分かりました。女性って逞しいなぁ!2017/06/14

あじ

49
大正6年の創刊から平成20年最終刊までの【主婦の友】を、ダイジェストに振り返る主婦の歩み。食生活、ファッション、カルチャー等を当時の記事で解説してゆく。水泳がブームになった時は“ちゃぶ台”を利用した、腹ばいクロールの練習を真面目に提案してみたり。干し魚のお腹にマッシュポテト(これがなかなか美味らしい)を詰めて焼く、珍レシピの紹介に紙面作りの苦悩(?)を見る。また戦時中は根も葉もない米国人像を書いていたと、客観的に批判していた点が印象的だった。主婦が時代ごとに帯びた色が一目瞭然であった。2017/04/07

おかむら

47
雑誌「主婦の友」創刊100年記念の大型ムック本(雑誌自体は2008年に廃刊、つーかよくそこまで持った)。食卓に限らず100年間の主婦の暮らしの変遷を紙面再録&ミニ解説で紹介。大正から昭和初期の意外なハイカラぶり。戦中の鬼畜米英記事「これが敵だ! 野獣民族アメリカ」(すげえタイトル!)からの戦後のアメリカ礼賛への豹変ぶり、バブル崩壊からのとたんに節約モードなど、時代によってコロコロ変わる編集方針が楽しい。深掘りしたくなるわ色んなこと。2017/06/19

くろにゃんこ

47
「主婦の友」誕生100周年として大正時代からの雑誌を振り返る。家電、子供の世界、料理、服装と著しい変化を楽しく目にすることが出来た。その時々の紙面の変化は日本の歴史を物語り、主婦を通してよく分かる。こんなに歴史のある雑誌も時代の変化と共に廃刊となってしまう寂しさがありました。2017/04/17

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