SB新書<br> いい人生は、最期の5年で決まる

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SB新書
いい人生は、最期の5年で決まる

  • 著者名:樋野興夫【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • SBクリエイティブ(2017/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797389616

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内容説明

■がん患者3000人と対話してわかった 後悔しない最後の迎え方

メスも薬も使わずに言葉の処方箋だけで生きる希望を与えてきた「がん哲学外来」。
創始者である著者が、3000人のがん患者を診る中で、気づいた、死が怖くなくなる生き方とはなにか――?

著者は、いい人生だったかどうかは、最後の5年間で決まるといいます。
しかし、誰にとっても「最後の5年」はいつ訪れるかわからないもの。
ならば、今日がその一日として生きるしかない。

「なぜ病気になったのか」と、くよくよ悩むくらいなら、スパっと煙草や悪い習慣をやめる。

「あれをやっておけばよかった」と後悔するくらいなら、今日から始めてみる。

死を意識すると、とたんに「今」が輝き始めます。
がん哲学外来という、もっとも「死」「病」に近いところに従事する者が投げかける、メッセージ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アオイトリ

19
がん哲学外来が気になる。病理学ご専門の樋野先生からの言葉の処方箋。家族のケアをする自分にはたくさんの納得と気づきがありました。「なぜを問いてはいけません。いかにしてを問いなさい。」「歯を食いしばって、人をほめる」これは即実行笑。相手の存在を認める努力からまず始めよう。「どのような人生であれ、自分で自分を評価してはいけない」「人生は茨の道であっても、毎日が宴会である」世間での立ち位置は関係ない。楽しければそれで充分なのだから。心の師と仰ぐ内村鑑三らの思想を実践されており、私も勉強してみたいと思った。2022/08/17

鉄之助

5
「嫌いな人を排除すれば、他の嫌いな人が、さらに増長する」これはがん細胞と同じ。など、ストンと胸に響くフレーズが結構詰まっている。言葉の力だけでがん患者と向き合ってきた「がん哲学外来」の著者だけに、説得力あり。2017/04/24

タペンス

4
 たいていの悩みは幸せを期待するから生まれる。去っていく人は去っていき、来る人は来る、そう決めて自分の基軸がぶれないように生きればいい。人生は一周遅れぐらいでちょうどいい。大切なのはどんな状況でも焦らず品性を失わずに進み続けるあなたでいること。出会いに遅いということはない、いつ与えられるかはわからないから探し続ける姿勢が大事。いいこと書いてあるなあと思いました。確かに50代で結婚したとか作家として売れ出したとかいう話もききますからね。しばらくこの著者の本いろいろ読んでみます。2022/06/24

讃壽鐵朗

3
難しい内容を、きわめて分かりやすく書いた本2019/05/31

emiko

2
優しさだけでは人を傷つける。「頑張れだけでは一時しのぎ」ほんと、ついつい言ってしまう言葉、「頑張ってね!」 この言葉がどれだけ病人を傷つけているかを知ることとなる。これ以上もっと頑張れというのか・・・・と悲しくなるよね。気をつけたい言葉である。 2022/09/08

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