交通新聞社新書<br> 日本の観光きのう・いま・あす - 現場からみた観光論

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交通新聞社新書
日本の観光きのう・いま・あす - 現場からみた観光論

  • 著者名:須田寛
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 交通新聞社(2017/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784330761176

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内容説明

国においても「2020年に訪日外国人観光客数4,000万人」という目標を掲げている。本書は、「産業観光」等の新しい観光を提唱し、商工会議所、日本観光振興協会などで、永年、観光の仕事に携わってきた著者が、日本の観光の「きのう・いま・あす」を探る。観光客も観光地側もお互いが「観光するこころ」をもって一体化する、それが今後の地域づくり、「観光立国」の基盤、と強調。

須田 寛(すだ ひろし)
昭和29年4月日本国有鉄道入社。昭和62年4月東海旅客鉄道株式会社代表取締役社長、平成7年6月代表取締役会長、平成16年6月相談役。(公社)日本観光振興協会全国産業観光推進協議会副会長を務めるほか、日本商工会議所、名古屋商工会議所などで観光関係の活動に携わる。主な著書に「産業観光」「新しい観光」「昭和の鉄道」(いずれも交通新聞社)、「東海道新幹線II」(JTB)、「新・産業観光論」(共著、すばる舎)など多数。

目次

■本書の収録内容
第1章 観光とは“なにか”-観光の「意味」と「役割」-
第2章 観光の“あゆみ”-観光の経緯-
第3章 観光の“すがた”“かたち”-観光の要素と構造-
第4章 観光は“いま”-観光の現状と課題-
第5章 観光立国を“めざして”-「新しい観光」の提案-
第6章 観光を“つくる”-持続的観光へ-
第7章 観光を“まもる”-資源の保全、安全な観光-
第8章 観光を“ひろげる”-広域・国際観光展開-

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジコボー

5
「観国之光利用賓干王」、国(地域)の光(魅力)を観るは、王(首長)の賓(客)たるに用いるによろし。観光という言葉を語源を辿って定義していることに感銘を受けました。言葉とはある種記号であり、一つの言葉であっても社会や文化、そして個人個人において、厳密な意味は変わってしまいます。 観光の本来の意味はその地域の魅力を知ることなのだと思います。観光ニーズが変化してインフラが整った現代、地域それぞれの魅力は手に届きやすいものに変化していっています。地元の魅力を再発見し紹介していく事で地域活性は出来るのだと思います。2019/12/12

ふるかわ

2
JR東海の元社長による観光論。「国民全体が「観光」を正しく理解し、官民各層の総力をあげて協働する「国民観光」運動を展開することこそ急務と考えられる」(45)、つよい。2022/02/24

sasara

2
観光について勉強しようとブックオフで108円で購入。この手の本はどうして読みづらいのか?読了ならず放置してしまってます。2018/01/02

オカダ☆カズチカ

1
具体性に欠ける。こういう現状だから、交通事業者はじめ各観光関係者としてはどうするべきかという踏み込んだ記載が欲しかった。2023/11/05

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