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内容説明
もしパワハラやセクハラにあったら、もしクレーマーにからまれたら、
もし大事な取引先からしつこく値引き要求をされたら――
そんな時に威力を発揮するのが「敬語」です。
正しい敬語は相手を尊重するだけでなく、自分の尊厳をも守ってくれます。
本書では実際のビジネスシーン12を想定し、ストーリー仕立てで、どうすれば
ピンチをチャンスに変えられるのか、どんな言葉遣いが相手を怒らせるのかを描写。
ビジネス社会を生き抜くための実践的な敬語力が身につきます。
【著者紹介】
大嶋利佳(おおしま・りか)
原案・監修
ビジネスコミュニケーション全般の研修を手掛ける。執筆業としても活動し、書籍、雑誌記事等の執筆監修多数。著書は『なぜあの女(ひと)の話し方は強くて美しいのか』など40冊を超える。
朝倉真弓(あさくら・まゆみ)
ストーリー
ビジネス系メディアを中心に取材および執筆を手がける。実用書やビジネス書の分野では企画やブックライティングを数多く務め、ストーリー仕立ての書籍を得意とする。自著は『女子の幸福論』、『好き⇔お金 ネットで「やりたいこと」を「お金」に変える方法』、『今までで一番やさしい相続の本』、『逃げたい娘 諦めない母』など。
【目次より】
【初級編】相手を怒らせかねない「よろしかったでしょうか?」という落とし穴
【中級編】「敬語の五分類」を理解し敬語をつかいこなせばケンカにも勝てる!
【上級編】会社の中でも外でも“敬語”と“タメ口”を使い分け自在に操る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
328
おもしろかった。物語形式で作られた敬語のビジネス書なのだが、わりとストーリーにヒネリがあり、読んでいて楽しい。普通、物語形式だとダメな新人が成長していくのが定石だが、本作は連作短編形式になっていて、新入社員から先輩社員、さらには部長と、それぞれ仕事の経験値や立場、相手の異なるシーンにおける適切な敬語の使い方をレクチャーしてくれている。また、巻末の武器フレーズも、一般的な敬語ではなく、あくまで本書のテーマに沿った闘うツールとしてのものをきちんとそろえてあり、丁寧に作られているのがうかがえる。良書。2017/03/31
りの
22
読友さんの感想から手にした本。不動産会社の営業部を舞台に、新入社員、先輩、部長 様々な立場の人とお客様や家族とのショートストーリーで敬語の使い方を取り上げている。一番参考になったのは、ビジネスメール。語尾を濁さない、難しいけれど 心がけたい。2017/10/13
yamatoshiuruhashi
22
読友さんのレビューで知った本。不動産会社を舞台に言葉の使い方で惹起し変わっていく仕事の様相を描いたお仕事小説。最近の「○○でよろしかったでしょうか」などという変な言い回しを「バイト敬語」と呼ぶのは納得。敬語の使い方だけでなく、クレームにどう対応するかのノウハウ本的にも読める。わかりやすくするために都合のよい展開ではあるが、ビジネス以前に日本人の人間関係の基礎として押さえておきたいことが書かれていると思う。ページ数の割に文字、空白が多くすぐ読める。2017/04/07
HMax
9
敬語の五分類、確かに三分類だと思っていました。闘う敬語、巻末の25シーンにギュッと凝縮されています。気に入ったフレーズ、「決して文句はございませんが、わたくしの話も聞いていただけませんか」2018/02/04
s.k
9
さらっと復習。分かっているつもりでも、いざお客様とお話しするときには適切な言い回しが出てこないこともあります。訓練ですね。2017/07/02