ハヤカワ文庫JA<br> 春の微熱

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ハヤカワ文庫JA
春の微熱

  • 著者名:清原なつの【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 早川書房(2017/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150306946

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内容説明

男ギライの少女の家に若い男の居候がやってきた「春の微熱」、さまざまな愛の形に少女の心が揺れ動く「うぶ毛の予感」、病弱な女生徒と先生のオドロキの関係「セーラー服の気持ち」ほか、「優しい季節」「なけなしのラブストーリィ」「ABCは知ってても…」「今6月の草木の中の」「俺たちは青春じゃない」「森江の日」「群青の日々」など、思春期の少女たちの恋愛、友情、性への憧れや不安をやさしく描いた青春物語10篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アルゴス

6
清原なつのの青春もの。さらっと書いた一筆書きのような短いものが多いが、思春期の男女の感情の揺れを巧みに描き出す。しかし「うぶ毛の予感」というタイトルはうまいなぁ。どうしてこんなタイトルを思いつくのだろう。「たちの悪い少女雑誌の読みすぎではありませんか」「私 本気です」。2018/01/28

案山子

3
ものすごく久しぶりに清原作品を読みました。なんとも自意識過剰で頑なで潔癖な少女たちだよなぁ、でもわからなくもないよなぁ、と懐かしく思いながら読了。掲載されていた時代を思うと、けっこう過激な内容だったのでは?と思ったりもする。2012/07/01

cottontail

2
突然思い立って再読。80年代にこの作品群、この問題意識、すごいとは思うんだけど今となってはちょっと共感しづらいところもある。私は作者の作品でいちばん好きだったのは「群青の日々」だったんだけど、今回読んで「今6月の草木の中の」もすごく好きだったんだよなあ、こんな気持あるよなあと思いだしたりした。2021/06/22

アロゲロゲ

1
ABCに時代を感じる2014/05/17

chu

1
すごくおもしろかった。この時期のこの人の話をもっと読んでみたい。解説の山本直樹さんのいうように、確かに少女漫画的なのに「半歩か一歩ずれた微妙な視点」がすばらしい。はまりそうな漫画家。2010/01/20

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