内容説明
ノーマル三間は戦い方はこれ一冊でOK!
将棋の各戦法を指す上で必ず知っておきたい知識をやさしく丁寧に解説する「これだけで勝てる」シリーズ。第3弾となる本書は三間飛車編です。
三間飛車はプロではスペシャリストのみが指すイメージがありますが、その攻撃力の高さと、さばいたときの爽快感から、アマチュアには根強いファンがたくさんいる戦法。そういう事情もあって、求める声が多かった割に、なかなか本格的な戦術書がありませんでした。
そこで今回、三間飛車の基礎からしっかり学べる戦術書ということで、大平六段が書いてくださいました。
第1章の三間飛車の三つのコツから始まり、急戦対策、居飛車穴熊対策、左美濃対策と、この一冊で三間飛車の指し方が全て分かるようになっています。
本書で三間飛車で勝つために必要な知識と感覚を身につけてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
8
ノーマル三間飛車の基本定跡書。 私はほぼ石田流にするので、ノーマル三間は相手が急戦の時にしか指さない。逆に急戦で来られると困るので読んだ。 本書は端攻めのコーヤン流ではなく、中央に厚い真部流を推している。私はコーヤン流の方がわかりやすいのだけど… /左銀は二段目で待機。▲4六銀など、急戦で角頭を狙われたら、▽4三銀とあがって角頭をケア。それ以外は▽5三銀と中央に使うのが基本。/高美濃の金の上の▲4六銀にいくのを目指す(中央に厚い真部流)/高美濃が最強。銀冠には組み替えない2021/05/18
こまごめ
2
以前急戦する人いませんと書いたのですが、へなちょこ急戦がアマチュア間で流行りやはり急戦の勉強する必要が出てきました。この本に書いてある急戦の変化は基本中の基本です。あと真部流の5筋突いてる穴熊には有力な対策なので、あらためていい本だなと評価しています。2022/06/05
み
2
中飛車がマンネリなので三間飛車をやろうかなと思い読みました。将棋ウォーズで指してみましたが、やはりノーマル三間にすると穴熊にされる率が圧倒的に高いですね。4五の位を取った形での端攻めが決まると気持ちいいです。次は中田功先生のコーヤン流を読みます。2017/04/05
こまごめ
0
ノーマル三間飛車の本、最近増えてきましたがこの本から入れば一通り指す事が出来ます。級位者で三間飛車相手に急戦する人はまずいませんので穴熊、左美濃中心に勉強すると良いかと… 私は四間飛車から入ったので当初は三間飛車の良さが理解出来ませんでしたが、すごく優秀ですね。