内容説明
巨大化したかに見える中国の軍事力は、実は貧弱……米軍の「F22」4機で中国空軍の200機が全滅する!? かつて倭寇は、たった300人で南京を攻略した!? なぜいつも、こんなに中国兵は弱いのか? 自衛隊での実地体験と、膨大な古今東西の文献から研究した、まったく新しい角度で斬る中国の軍事力……旧ソ連の部品がベースになっているので、ボロ屋の屋上に屋を重ねた「おもちゃの虎」だった!
目次
プロローグ
第一章 こんなに弱い中共空軍
第二章 大日本帝国海軍とそっくりな中共海軍
第三章 中共の核は使えない、軍は統御できない
第四章 中共陸軍の酷い実力
第五章 弱い中共軍が強く見えるカラクリ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
31
中共軍の弱さについて詳細に書かれています。機雷はしかけられるけど、掃海部隊がいないため、自縄自縛に陥るとか、戦闘機はあってもレーダーがないので相手にならないとか、まあ無茶苦茶です。新幹線も「側」はパクれてもソフトがパクれなかったように、軍隊も体裁は整えつつ、運用はボロボロということでしょうか…。警戒しつつも、基本的には鼻で笑っておけばいいのかな、ということがわかりました。2015/08/06
金吾
23
人民解放軍が、余り強くないというのは素人目にも感覚的にわかりますが、専門家が出版物にするなら論理的分析はしないとなあと思いました。あと内容には関係ないですが、インターネット古本で購入したのですが前の方の書き込みが酷すぎて、こんなの売らないで欲しいと思いました。2025/05/07
kawa
17
著者によれば、中国軍は共産党の私軍で、装備やメンタル面は、米軍や自衛隊の実力に格段に及ばない。しかし、米国の軍需産業の仕事確保等のために、危機を煽っている構図になっているとのこと。話し半分としても、最新の武器の情報も含め興味深い。あってはならないことだけれど、こればっかりは、やって見ないと解らない。世界の紛争地を見れば歴然なのではないかな...。 2017/12/08
警蓮社峻譽身阿
14
軍事評論家による人民解放軍の評論。2015年3月刊。半分は20世紀後半の兵器の進歩を基に、日米ソと解放軍の差を評して弱いとする内容。半分は歴史的な軍事行動や政治判断をして中国人の国民性や共産党の性質を評したもの。基本的に装備が悪いらしい。人数は当然向こうが上だが、日本との衝突は基本海。つまり艦船と航空機で装備だ。実際戦術で装備差がどれ程なのか素人にはさっぱりだが、どうも自衛隊が圧倒するらしい。近時F35の話題もあったが、やはり防衛にはハードソフトの更新が必要なのだろう。2021/03/20
あっこ
13
全く知らない分野だったので、興味本位で読んでみた。内容は専門的で難しかった。今日の平和が当たり前に明日も続く、そんな世の中であって欲しいと思った。2015/11/04
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