内容説明
本来、走ることは決して苦しい運動ではない。誰でも持っている「走る才能」を100%発揮するには、フォアフット着地で、ラクなペースで走ること。「スロージョギング」から始めれば、一流選手のスキルが簡単に習得できる。準備運動も筋トレもいらない、膝や心臓への負担もない。それでいて、消費カロリーはウォーキングの2倍!弱点を克服し、確実に結果を出す方法を徹底解説。初心者からサブスリーを狙う上級者まで。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
152
私は学生時代、運動は苦手でした。社会人になり自分に自信を持つためにフィットネスジムに通いました。その時はよく走っていました。そして今、10年以上まともに走った事はありません。しかし少し前に「運動脳」を読み、ふたたび走ることにしました。本書は運動生理学の医学博士で御高齢にあっても自ら走るランニング学会理事。フォアフット着地での走法は足腰にも負担を掛けずまた、各個人にあったペースを算出指標などもあり具体例が豊富だ。これから自分の走法のスタイルを変えて行こう。しかし、長年染みついた走り方を変えるのは難しいな。2023/12/11
ひろき@巨人の肩
131
「走る習慣」について様々な角度から検討できた良本。そもそも人間は進化の過程で「長く走る能力」を獲得している。よって走ることは人間の自然の姿。実践法は心拍数120程度のフォアフット走法でスロージョギングする。これで乳酸の蓄積、心臓への負荷や膝の故障といったリスクを抑えつつ、走るための筋力と最大酸素摂取量を向上できる。走る距離は目的次第、1日5km程度で食事制限なく体重を維持できる。グリコーゲンを使用する解糖系と酸素を使用する脂肪のエネルギー化、ミトコンドリアの役割などランニングの生理学も興味深い。2021/10/21
あすなろ
90
自身のランニング勉強本として田中氏の提唱されるスロージョギングの勉強の為2冊目として読了。読了本含め、先ずは田中氏の著書は簡単で分かりやすくて良い。ただ、帯のコピーのとおり、本当に3ヶ月後にフルマラソンを走れるとは正直思えないが。ニコニコペースでフォアフット着地でという理論にブレなく、その他のやや科学的立証含め書かれている。氏の2冊目の読書にて図らずとも復習プラスアルファの勉強が出来たと思えた。2021/10/31
k5
73
なんちゃってジョギングを準備運動もせずにやっていたら、早速膝が痛くなった中年の私。前に読む本を後に読んだ。なんか走るといいことばかりを書いてあるのだが、走る前に歩くのが痛い。2020/11/09
esop
68
①にこにこペースでゆっくり走ること②歩幅を狭くしてフォアフット(足の指の付け根あたり)で着地すること/そのときの1分間の心拍数は138-年齢÷2に近似する/20分くらいのスロージョギングでマリファナ物質が出る/距離にしてトータルで週に20〜30kmのランニングを3ヶ月続けるーーフルマラソンで走る体力が十分備わる2024/03/12
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