講談社+α新書<br> 日本人だけが知らない砂漠のグローバル大国UAE

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講談社+α新書
日本人だけが知らない砂漠のグローバル大国UAE

  • 著者名:加茂佳彦【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2017/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062729710

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内容説明

W杯予選でよく聞く「UAE」は、夢とおカネが湧き出る国だった!アラブ首長国連邦特命全権大使を務めた筆者は、我々の中東のイメージを塗り替える、「日本以上に進んだ社会」を目の当たりにします。欧米のビジネスマンはUAEを起点とし、イスラム世界、アフリカ大陸へのアウトリーチの準備に余念がありません。日本人がこのチャンスを逃してしまうのは大きな損失です。大国の実像に目を向け、歴史と未来が一冊で学べる本!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

37
イスラム圏といえば地域紛争や宗教対立ばかりだとの印象しか持たない日本人には意外だが、アラビア語世界やイスラム世界は今や躍進の語がふさわしい21世紀の成長地帯になっている。中東・アフリカのアラブ世界の総人口は3億9千万人と言われ、その躍進の象徴がUAEだ。特にドバイは、アラブ世界、イスラム世界を代表する都市として存在感を示している。 米国が永住権、市民権で米国を目指す外国人の動機付けを行うとすれば、UAEは「労働許可証(エミレーツID)」で人々を誘い出す。 UAEでは同化の必要はない。2020/11/03

Yukiko Yosuke

17
海外赴任先として近頃よく名前を聞くようになったドバイ、その国UAEってどんな場所?というのが読もうと思ったきっかけ。本書はUAEの全権大使を務めた筆者が、UAEとはどんな国か、特徴や建国の歴史や中東における立ち位置等を分かりやすく解説するもの。一つ一つの首長国は小さくとも、ドバイやアブダビ等は経済で無視できない規模を誇り、ドバイは外国人にも門戸を開いている超グローバル社会。でも彼らのルーツは砂漠の遊牧民であり、自分達のルーツも大切にしている。情勢が不安定な中東における繁栄は彼らの努力の賜物。2023/10/24

かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO

10
元UAE大使の方が書いた本なので、かなりマクロ的な観点の話が多かったが、実体験を元に説明してくれているので、UAEの実態がすごいわかりやすかった。UAE人のルーツとしては、イスラム教というよりは、遊牧民のほうが強いということはなるほど。絶対君主制という、民主主義の世界で生きてる日本人からは、馴染みがなく、ネガティブなイメージをもってしまうが、それがうまく機能して、ドバイやアブダビのように、栄えた都市を作り出してるということに驚いた。2022/05/07

Ponyo

8
UAEに旅行する際、どんな国だか知っておこうと思って機内とホテルで読んだ本。著者が元特命大使だけあって、ビジネスや国との交流については結構詳しく書かれており、知らなかった中東事情を学べて楽しめる。ただ、観光ネタは少ない。イスラム教やイスラム教徒についての情報は興味深く、現地でもなるほどなるほどと思いながら過ごした。日本にいると中東のイメージがなかなか湧きづらいが、知ってみるととても身近に感じる。旅行の感想は、また訪れたいと思う国だった。2019/07/30

るぅ

5
今住んでるアブダビは、まさに石油会社に勤める夫の赴任帯同。中東にあって超近代的都市UAE。治安の良さ、世界中のブランド、商品、更には緑まで何でも手に入るこの国のグローバル社会について、すごーくわかりやすく魅力的に紹介されてました(≧◡≦) 日本の石油会社との関係もね。夫婦で楽しめました!2019/07/24

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