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内容説明
知的財産権には主なものだけで、著作権、商標権、特許権、実用新案権、意匠権という5つの権利がある。しかし日本人は、そんな様々な知的財産権が、頭の中できちんと整理できていない。本書は、5つの権利の違いやその関わり合い方を正しく理解してもらうこと、さらに、「その行為は権利侵害なのか?」という判断についても、ある程度正しくできるスキルを自然と身につけてもらうことを目指したものである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄之助
249
これは「帯大賞」か?! 帯びに惹かれて読んでしまった。似たような「C」マークが並び、広島カープ、中央大学、智辯学園、シンシナティ・レッズはそれぞれ商標権の侵害にはならないのか? キャッチーな導入で、分かりにくい著作権の話がスラスラ入ってきた。タイトル通りの「楽しく学べる」は、うなづけた。絵画などの「模写」は良いが「贋作」はアウト! 良い複製と悪い複製の境目の話など、興味は尽きなかった。2021/08/22
KAZOO
119
先日「キンチョー」の宣伝の話を読んだばかりですが、それに関係する話が多く興味を満足させてくれました。最初の本の数ページに基本的なことを説明されていて、そのあとは例示でかなり興味深く、この分野の専門でない人にも楽しめるようになっています。まさしく書名どおりです。「ペコちゃん」や「キューピー」などの経緯などもよくわかります。大塚製薬の陶器の美術館も作り上げるまでにはかなり大変であるということがよくわかりました。ただコピーすれば言いというわけではないのですね。2017/06/07
おいしゃん
56
タイトルに偽りなし。本当に面白く、かつ本格的に知財を学べる良書。珍しく、肩の力を抜いて読んでも実になる新書。誰もが知るオリンピックロゴの問題から、ピカチュウとエコハちゃん、フォービーとポーピィ、白い恋人と面白い恋人などなど…それぞれの事例も興味深いものばかり。2017/07/09
thee birdmen
38
知的財産の仕組みを身近な実例を挙げて解説している本。仕事柄、著作権や肖像権、商標は常に意識していますが、どこに地雷があるか分からないという意味では東京ドームの話などはとても興味深かったです。認可や訴訟に関しては法解釈が結構ブレているという点も大変興味深かったです。知材の申請はタイミングが大事ですね。どこから読んでも目からウロコといった感じで面白い本です。2019/08/30
bluemint
33
審査するほうも苦労しているなと思う。似ているかそうでないかの境界線は人間の判断しかない。表紙のようにアルファベットなどはどんなにがんばってデザインしても似通ってしまうだろう。知的財産ビジネスの章も面白かった。2017/02/22
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