素数はめぐる 循環小数で語る数論の世界

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素数はめぐる 循環小数で語る数論の世界

  • ISBN:9784065020036

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内容説明

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142857と、先頭の1を末尾に回した428571。2等分して足すと、どちらも答えは999!(142+857、428+571)428571の先頭の4を末尾に回した285714でも同じ現象が!(285+714=999)ぐるぐる回る“ダイヤル数”のふしぎを生み出すのが素数!?「1÷素数」が描き出す定理と法則を探訪する、初等整数論への新しいアプローチ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

30
数学は門外漢の小生。高校三年の夏まで大学は物理学か数学を志望していたが、才能のなさに諦め、哲学科へ志望を変更した。それでも、数学への憧憬の念は消えない。折々、数学や物理学の本を読んで渇きをいやしている。数学でも幾何学の方面が好きで、数論は苦手だったが、本書を読んで幽かながら奥深さや面白みを味わえた。渇きをいやすほどには理解が及ばなかったけど、いいんだ。2017/06/21

ちくわん

24
2017年2月の本。確か新刊で購入したが…。本棚を整理していて気になり、皆様の感想も気になり読んだ。元はちょっとしたネタなのに最後のページ(P228)にたどり着き、大学の時の友が整数論崇拝者だったことに、今さらながら納得。数学はコスパがよい。恐ろしいほどシンプルで簡潔で揺るぎがない。さぁ、秋の夜長、素数表でも眺めるか。2020/10/10

kaizen@名古屋de朝活読書会

23
#説明歌 1/7, 1/17,1/11,1/13,1/19。2017/09/13

トムトム

22
142857という不思議な数字は知っていた。循環小数。その不思議な数字がなぜそうなるのかを、証明しながら説明してくれる。難しかった…(;^ω^) ちょっと数学の雑学ないかな?なんて読むと難解です。数学大好きな学生さん・少年少女にはとても分かりやすい本だと思います!2020/02/08

to boy

16
素数の逆数にこんな面白い法則があるなんて知りませんでした。循環数、ダイヤル数など計算してみるとあらあら不思議な世界が見えてきました。そんな不思議な世界に何か法則があるのではと考察するのが数学者、数論に取りつかれてしまうのも無理ないように思えてきた。2023/01/14

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