内容説明
サッカーが好きな少年・六村終夜は、クラスメイトの相楽天晴がサッカーの真の天才であることに気づく。たちまち頭角を現し、日本サッカーを変革、さらにワールドカップで圧倒的な力を示す天晴。繊細な彼を支え続ける終夜。だが突然、破局は訪れた・・・! その裏側で蠢く、人を支配するためならば手段を選ばぬ怪物。ぬめりとした悪意、果てしなき絶望。これほど魂を踏みにじる物語は許されるのか? 戦慄の暗黒系ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aquamarine
68
「キョウダイ」の続編。人間関係が複雑なので前作を読んでいないと厳しいと思います。プロローグで前作の続きとわかる十分不穏な空気を漂わせておいて、前半は全く別視点で夢を追うサッカー少年たちの話になります。専門用語が飛び交い、ミステリを読んでいるのを忘れるほどです。ところが後半で突然、前作の雰囲気が戻ってきます。前作のラストのアレはもしかして?!ひきこまれて一気に読みましたが、楽しい本ではありません。最後の最後まで気が抜けない展開で、最終ページはどこに繋がっていくのかと本当にぞっとしました。2018/08/12
マサキ@灯れ松明の火
13
「キョウダイ」の続編です。うーん"(-""-;)"サッカーの知識がないので…しばらく放置しておりました。。それにしても…悪魔の娘は、悪魔となり………おまけに娘から産まれなおして、若返るって………鬼畜エンドレスな……疲れました………あのラストだと、続編アリですか…………疲れました………2017/12/30
のりすけ
9
サッカー少年、ボールはトモダチ!から一転して他人様の運命を面白いように手玉に取って突き落としていく悪人が裏にいました!って言う「何じゃそりゃ」な物語。サクサクっと読めてしまった。浅いところで話が進んでいくので、何も考えずに読み進められます。…にしても名前のセンスには苦笑。2017/04/22
みきみ
8
キョウダイの続編。サッカー少年の終夜が天才的なサッカーセンスを持つ相楽と出会う。前作の人達も登場。キョウダイのエピローグはなんだったの?2章まではサッカーメインで、最後の3章で背景?が語られるが説明っぽくなってしまい、ラストもどたばた劇のようでいまいちだった。今作はホラー要素はなくサスペンス。2017/05/03
rosetta
7
★★☆☆☆前半150ページはほとんど小学生のサッカーの話。超天才的な相楽天晴(さがらはれるや。この名前だけでも十分dqnだが、どうしてもあっぱれと読んでしまうw)と出会った六村終夜(ろくむらしゅうや。この名前だって子供につけるのはどうかだがw)まあサッカーにあまり興味がない自分でもなんとか読めたが、それにしても全く小学生らしさがなくて気持ちが悪い。後半はどす黒い陰謀の話になるのだが、これがまた稚拙。デビューさくの『キョウダイ』を連想させようとしたのだろうがこのタイトルも必然性がない。かなり低レベルの本。2017/03/21
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