内容説明
島田荘司選・第3回福山ミステリー文学新人賞優秀作となった戦慄の激イヤミス! 妻と娘に恵まれた「私」は仕事も順調で幸せな日々を送っていた。だが、妻が持ち出した小学校時代のアルバムが人生を狂わせはじめる。それは過去を封印していた「私」にとって存在してはならぬものだった。その日から恐ろしい幻影に襲われた「私」が対峙する過去――双子の兄弟と過ごした悲惨な生活。その救いなき終局とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
89
嶋戸さんの作品は漂流都市に次いで2作目。2010年にばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞したデビュー作品との事です。妻、娘と親子三人で幸せな生活を送っていた「私」につきつけられた小学校時代のアルバム、そして妻に送られてきた不審な手紙。そこから当時の悲惨な生活を送っていた、封印していた過去、少年時代が描かれ、最終的に主人公は過ごした街を訪れる事になる。キョウダイとの秘密、妻や親切な隣人の正体が融合したとき…ホラーよりのミステリー。2017年刊行のギキョウダイがあり続編かな。読んでみよう。2026/04/11
aquamarine
78
ミステリとホラーの融合とのことで手に取りました。DV、難病、いじめ等苦手なはずなのですが、過去の回想だからなのかホラーの怖さや悍ましさがそれを上回ったのか、もはや逆に先が気になって一気読みしてしまいました。ミステリとしてはわかりやすいですが、それでもどんな結末が待っているか目が離せませんでした。視点を変えてその後を示唆するところなど私は好きです。微妙にわからなかったところもありますが私だけかな。女のドロドロしたイヤミスは苦手ですがこれはまた違うイヤミスですね。続編が出ているのでそちらも読んでみたいです。2018/08/06
miel
33
イヤミス、確かに嫌な気持ちになるから面白い。幻想小説のようなオープニングにワクワクしたんだけど、徐々にテンションが下がる… ミステリー部分は雑な印象があるし、後半が2時間サスペンスみたいなクオリティになってたけど、最終的には面白かった、満足感あり。でも何よりも装丁が良い。ジャケ買いで当たり作品に出会うと嬉しい。2021/07/16
あっちゃん
25
最初は軽く読み始めたけど、う、コレ重いわ(笑)回想部分(こっちがメイン)怖いもの見たさで、もう止まらない!どーなるの?どーなるの?と一気読み!ラスト、最初から、そうしとけば良かったのに!と、ブラックな思考がチラリと( ̄▽ ̄)2020/07/10
ステビア
16
良かったゾ。後味悪ぅ〜〜〜い小説です。2015/02/05




