活中論 巨大化&混迷化の中国と日本のチャンス

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活中論 巨大化&混迷化の中国と日本のチャンス

  • 著者名:近藤大介【著】
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  • 特価 ¥577(本体¥525)
  • 講談社(2017/02発売)
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  • ISBN:9784062204903

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内容説明

「嫌中」でもいい。日本にとっていま重要なのは、中国にどのように「対抗」するかではなく、中国をどう「活用」するかだ。そこに日本の未来はある。トランプ登場で内向きに変わるアメリカ党大会を控え、さらに権力集中、官僚の不作為が広まる中国一方で「親日」の「新しい中国人」は3億人超へ。激変する日米中関係、中国内部の問題から日本のチャンスを探る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

30
17年刊。チャイナウォッチャーの著者。好き嫌いを抜きにして中国をどう活用していくか?政治経済の停滞、習近平の独裁化で秋霜感もあるが、中央の強権により打開策も一挙に進む。スモッグに悩まされる中国は電気自動車に重点を置き、不便であったタクシーをUberで革新させ、キャッシュレスな社会はいろんな利点を生む。全ての上に共産党が存在する為、恐ろしさを感じるが、劇的な変化も可能。これが中国の強さか?表題に対しての回答はない。しかし現況を見せ将来の布石ともなる。2018/04/22

BLACK無糖好き

12
マルクス主義・社会主義の堅持を唱えながら、熾烈な権力闘争に明け暮れる共産党指導部と、市場経済、国際化、IT社会の進展で、テレビで垂れ流される「抗日ドラマ」とは違う価値観を持ち始めた中国の一般庶民とのギャップ。ここにつけ込み、中国を更に活用すべきと著者は主張する。日本人ももっとしたたかになる必要があるのだろう。ネット動画の世界で中国人に大人気の山下智博という日本人の存在を知らなかった事で、著者は中国の若者たちから驚かれたようだが、自分も山下智博の事は全く知りませんでした^^; 2017/05/10

謙信公

8
日本を代表する中国通が、日本の対中戦略を展望。トランプ登場によりアメリカというバックが揺らぐ中、中国をうまく活用する「活中」こそが重要。習近平という稀代の経済オンチの権力者のもと、中国経済は迷走しながらもさらに巨大化し、権力集中、覇権主義が進む。一方で、脱政治、「親日」の「新しい中国人」3億超が台頭。日本企業は彼らを相手にすべき、と訴える。ただ、共産党の顔向き一つで変わるルール、知財意識の低さなど信頼できないのも事実。対中包囲網もできつつある。したたかなお付き合いもよいが、どうもしっくりこなかった印象だ。2021/10/15

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