内容説明
本書では、主人公の「アキレスくん」がコンピューターの世界に入り込み、そこで出会った「コンピューター蟻」や「ヤマアラシ」とのやり取りによってコンピューターやプログラムについて勉強するというファンタジーを通じて、読者もコンピューターやプログラムを理解できる内容になっています。各章の前半はファンタジー風の物語、後半はその物語にはどういう意味があるのかを解説しています。
目次
●第1章 コンピューター世界の住人たち――プロセッサとメモリについて
●第2章 コンピューター上のデータと離散的な世界
●第3章 コンピューターへの命令とプログラミング言語について
●第4章 大規模システムとプログラムの構造化について
●第5章 プログラム設計――概念レベルのエレベーター
●第6章 オペレーティングシステム、マルチタスク、デーモン
●第7章 アルゴリズム論に関する小講座
●第8章 プログラミングの実際――コンパイラとインタプリンタ
●第9章 物語の総括とさらなる学習のための章