内容説明
わたしたちは、あたりまえのように、情報通信技術を使っていますが、どうやって開発され、発展し、日本に根づいていったのかなど、知らない人がほとんどです。しかも一般向けに平易に書かれた本は意外にありません。
本書は、経営とITを中心に累計4,100件以上の経営相談を行い、「アスキービジネス」、「エコノミスト」、「仕事とパソコン」での執筆の他、AllAbout「企業のIT活用」担当ガイドとして、IT導入・活用にまつわる様々な情報を発信中の著者が、豊富なIT知識と指導経験を踏まえ、〈嘘八百という名前のパソコンがあった〉〈日本のインターネットは誰が始めた??〉〈マイクロソフトの躍進はチェスから始まった〉〈iPhoneの時刻が9時41分なのはなぜ〉〈インターネットに別国家があった〉〈ポケモンGOとお遍路との関係〉などといっった「うらばなし」や「蘊蓄」を交えながら、一見難しそうな情報通信をおもしろ楽しく伝える開発歴史物語。
パソコンやネットに興味関心のある人、意外な話に興味がある人はもちろん、苦手だと思っているビジネスパーソンや学生さんにもサックリとわかって喜んで頂けるはずです。
ぜひ、その時代のイノベーションを巻き起こした人々の生き様に触れてください。読む人に勇気と元気を与えてくれる1冊です。
目次
表紙
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
4
パソコンとネットの100年の歴史から面白いエピソードを91編取り上げています。有名なエピソードもあればちょっとした小ネタもあり楽しめました。2017/04/23
やす
2
コンピュータ黎明期から今までのちょっとした出来事がまとめられている。2021/01/23
プラス3
2
IT関連の読み物でみたことのある話がコンパクトに纏められている。日本のインターネットはとある教授が大学のサーバーを電話回線でハッキングして繋いだのが始まり。世界初のマイクロプロセッサを作ったのは日本人。ヤッホーという検索サイトが実在した。Excelはマック版が最初に出た。東芝を救ったフラッシュメモリ・・・なかなか読み応えのある濃いめのパソコン・ネット雑学集。2019/07/19
雀
2
★★★☆☆☆ わかったような、わからなかったような? ためになったような、ならなかったような? 2017/03/23
オブ犬
0
コンピュータやネットワークの開発と発展の歴史を、様々な小さなエピソードを中心に辿っていく1冊。 人物のエピソードが多いので親しみやすい感じ。 2017/08/20