日本経済新聞出版<br> 職場がヤバい! 不正に走る普通の人たち

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日本経済新聞出版
職場がヤバい! 不正に走る普通の人たち

  • 著者名:前田康二郎【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2017/02発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532321222

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内容説明

まさかあの人が!――会社の中で不正は常に起こっている。
不正をする会社や社員は、一見して外見も内面もろくでもない奴らだと思われがちだが、実際は違う。「まさかこの会社が」「この人が」と思えるような普通の会社や社員が不正をしたり、他者に不正を強要したりするので、なかなか表面化しない。本書は、経理アドバイザーとして複数業種の会社を見てきた筆者が、会社組織という集団にこそ潜むモラルの脆さを、その経験を通して伝えるもの。不正者の言動や伝票の出し方など、経理ならではの視点から見た笑えないエピソードも加え、組織で働くすべての人に向け、「誰もが不正に手を染めかねない現実」に警鐘を鳴らす。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

80
「不正に巻き込まれそうになったら転職しなさい」。難しいことをおっしゃるなぁ。家族を養っていけるお給料をもらっていた方が、すぐに横滑りできるような流動的な労働市場は日本にはほとんど存在しないと思う。「逃げようにも逃げ場所がない」というのが最大の問題。そもそも不正を働くヒマもないような儲かっている会社がたくさん勃興すれば、粉まみれの決算書を作るような会社は自然と淘汰されてしまうと思うんだが。本書では不正の温床として人や会社などに重きがおかれているが、雇用制度や雇用慣行の方に問題があるような気がする。2017/03/11

おかむら

27
もっと生々しい具体事例があるのかと思ってたのに…。なんとなく自己啓発本ぼかった。残念。不正を働く人の心理ならその手の小説を読んだ方が全然面白いな。2017/04/28

Taka

12
大義なき不正の時代。普通の人がなぜ不正を?普通の人は、社長に弱くて、同調圧力皆に弱くて、事勿れ主義で、傲慢でプライドが高く、仕返しがしたくて、小市民の上周りに迷惑をかけ散らかすからである。理由はちょっとずつ違うかもしれないが手に染める行為は同じ。同じ人は同じ人に集う。不正は見つけるのではなく感じるもの。不正からは即転職。経理は社長に物言わねばならない。良識があれば悪は蔓延らない。少しくらいいいじゃない。その感情が逃げの土壌を作っていく。かわいそうは甘え。小さな不正から転落。働いてあげてるではなく謙虚さを。2022/10/08

BluePlanet

10
★2.0 2016年12月14日発行。確かに大なり小なりどの会社にも不正はあるのかもしれないが、ちょっと暗くなる本ですね。それより大企業で牽制機能がある会社はまだしも、中小企業で牽制機能がない会社は、どのように自制しているのか疑問に思ってしまいました。この本を読んでいると、中小企業は、みんな不正に走っているようにも読めてしまい、日本人のモラルってここまで酷いものなのかと。確かに、不正経理は組織ぐるみで発生するのかもしれないが、個人の不正は、牽制機能があり懲戒規定があれば、かなりは防げると思うのだが。 2017/08/06

Wisteria

7
以前の職場で経理係が横領した事件がありました。その経験があったからか、ものすごく分かるし、沁みる内容でした。不正を行った本人の人生は勿論、周りの人達への悪影響って半端ないです。私も否応なしに巻き込まれ、かなり人生観が変わりました。不正をする人間が悪いのは大前提であるけれど、不正をさせない組織作りが何よりも一番大切だと思いました。2021/06/05

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