内容説明
■わたしは今日からアラブの皇太子妃――巨額の結納金で買われたも同然の。■ポリーは、イギリスから遠く離れたアラブの小国ダレインの皇太子ラシッドの妻として迎えられた。三十年前、ポリーの父がダレインの国王を暗殺者から守ったとき、感激した国王が、自分の息子と彼の娘を結婚させると約束した。だが実際は、破産寸前の父が、巨額の結納金に目がくらんでポリーを差し出したのだ。愛もロマンスもなく、制約や慣習にしばられる生活。居丈高で、亡くなった前妻の影をいまだに引きずっている夫に、ポリーは悩み苦しむ。だが夜ごとのラシッドの誘惑にとまどいながらも、冷徹な仮面の下にある真の彼の姿に引かれ始めていたポリーは、ある日、ラシッドの驚くべき秘密を知った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
suiu
2
ヒロインの考えなしに、ヒーローも考え直した方が良いのでは?と思ってしまう。 頭悪そう。2015/06/28
ぽしょ
1
ヒロインの毒吐きに辟易…。2012/07/02
くろうさぎ
1
ヒロイン父とヒーロー父の約束事。でも、冗談だったんだよね?片や本気だったのか?2008/10/16
こえん
1
再読。ヒーローの初めの方の強烈な台詞と態度は自己防衛だったのね。分かってしまえば少し可愛く思えたりして、あくまで少し。ヒロインは一生の問題について決断を下すなら、もっと先のことまで考えて責任持たないと…バカに見えちゃうよ~。2009/02/28
葉月
0
C2011/04/06