内容説明
1941年6月22日、ドイツ軍はソ連に電撃侵攻を開始! スターリングラードを始めソ連各地で泥沼の戦いが繰り広げられた。ヒトラーとスターリンの思惑が絡み合う独ソ戦を、多くの資料を読み解いた著者が、わかりやすく詳細に解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケイ
129
スターリンとヒットラーのしばしの緩和。1939年独ソ不可侵条約後のポーランド分割。独はルーマニア、ハンガリーも手中に。1941年バルバロッサ作戦開始。独はスターリングラードとモスクワを目指す。ソ連はスターリンの大粛清の後遺症で将校クラスの欠如。勢いのある独軍の前線はモスクワに向かうが、冬に足止めを食らう。翌年にはスターリングラード陥落。しかし、その市街戦が反撃のきっかけともなる。攻防戦は結局889日間かかり、独がカウンターパンチを何度か返したとしても、次第にソ連側の優勢。ついにはベルリン陥落。2017/03/03
スー
22
66独ソ戦で死んだ人の数が軍民間人合わせて3000万人以上戦闘日数で割れば1日2万人が死んだ計算になるそうです、とても信じられない数です。これだけの人命と物資を消費して得られた物は一体なんなのか?すごく虚しい。不可侵条約からベルリン陥落までを両陣営側から解説してくれるので理解しやすかったと思います。ソ連の底力に恐怖2020/05/19
ジュンジュン
4
「完全分析独ソ戦史」の改訂版。基本的な構成に変わりはなく、前作同様分かりやすい。すなわち、ドイツの攻勢(第二章)・両軍の拮抗(同三~五)・ソ連の反攻(同六,七)と三つの局面に分けて概説。言葉は悪いが、WWⅡの天王山にふさわしく劇的な展開だ。2019/08/09
Ex libris 毒餃子
4
独ソ戦を概略的に扱った本。どの戦いも同量のバランスで記載してある。客観的に書かれているのが良い。2017/01/01
伊達者
2
独ソ戦の通史なのだが,たくさん出てくる地名がどこにあってどういう位置関係にあるか分りにくいままに読むしかなかった。本に載っている地図に載っていないか見つけられない地名も非常に多く,本文と地図がもっと連動するよう編集は,頑張ってほしかった。そう言うわけで巨大な独ソ戦の全体を把握できたとは言い難い。2021/12/27
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