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内容説明
「英語をうまくしゃべれるようになりたい」は見果てぬ夢でしょうか。日本人の「英語苦手意識」の根幹には、外国人を前にすると緊張し、言葉を即座に発することができないことにあります。短い言葉で切り抜けようとしたり、思い出せるフレーズを連発するだけで、話が続かない、自分の意見を言わない等、落ち込んでしまいます。こうした状況を打破する最良のストラテジーを同時通訳者としての経験豊富な著者が丁寧に指導します
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mizuki
35
英会話に対する思い込みが払われ、スッキリ!子どもが日本語を習得して行く様子を日々目の当たりにしているにも関わらず、自分は英語に触れる時間が劇的に少ないことに、今更ながら気がつきました(。´xω×) 英語を勉強するのではなく、英語を使って何かを学ぶことの楽しさや、英語と日本語の違いを感じることで文化の勉強につながること等、わたしの背中を押してくれるお話ばかりでした♡ 東京オリンピックで通訳ボランティアを募集している事態には驚かされ、鳥飼さんの意見にとても納得!日本の教育機関といい、可笑しな世の中です。2018/09/10
踊る猫
27
私自身英語学習者の端くれなので、この本は実にていねいに「話すための英語力」を教えてくれていると感じる。実際に実地で、いったい何を話されどのように展開していくかわからない会話の場で「話すため」に必要なもの。私たちの努力が必要とされるのはもちろん語彙力であり基本的な文法のルールを踏まえることなのだろうけれど、それに加えて著者は日本的なはにかみ/シャイネスを捨ててもっと大胆に、しかし失礼にならないようにとハッパをかけているように思う。この本はプレッシャーにならず、私のような迷える子羊をして話させるための起爆剤だ2023/02/13
のり
26
出版された2017年は、東京オリンピックが2020年開催に向けて盛り上がっている頃だったから、今とは状況が違う部分もあった。長らく英語に関わっていた著者ならではの視点で、英語と日本語のコミュニケーションの取り方が全く違うことから来る難しさが分かりやすく書かれている。近著の「迷える英語好きたちへ」にも書かれていたが、そもそも学校教育だけで英語ペラペラを期待するのは無理な話で、個人の努力や経験が積み重ならないと難しい。そしてAIの発達やコロナの状況に伴い、英語学習や異文化交流のあり方も変わっていくだろう。2021/08/05
Mayu
15
新書の文体は大体苦手で、この本も結構苦しんで読みましたが、内容的には英語学習のコツ、実際に使える表現などの点で参考になりました。ネイティブみたいに話せることを目標にして、無理そう、と思ってしまいがちですが、そもそも母国語ではないので、こなれた感じよりも、正しく伝えることを意識したいなと。リスニングにはまず、聴く練習をしたくなりますが、多読をして語彙を増やし、それを実際に使って書いてみる、それを話してみる、と遠回りのようですが、ステップを踏んだ方が良いというのも納得。飽きないように色々試してみたいです^_^2020/04/01
ロッキーのパパ
12
評価は★★★☆(満点は★★★★★) ノンネイティブが英語を話すために心がけることがしっかり書かれている。まさに自分が陥っている問題だと気づかされた。 三部作の三作目なんだけど、前2冊も早速読むことにしよう。2017/06/07
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