内容説明
給食ひと筋30年のおばちゃんが人生の新天地として選んだ職場は何とブータン!?
その細腕で異国の地の子どもたちを笑顔に変える――。
美味しく読める、生き方エッセイ!
日本の給食&ブータン料理レシピ付き!!
ブータンの給食では定番!「ジャガイモのチーズ煮込み」
1枚1枚、やさしい甘さで丁寧に包んだ「カスタードクリームたっぷりクレープ」
つるんとした寒天の食感に感動!「オレンジ味のキャロットゼリー」
子どもたち全員が憧れていた「チーズたっぷりピザ」
「食べやすくて美味しい」と大人も絶賛!「魚の唐揚げ野菜あんかけ」
……etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねむねむあくび♪
58
図書館の本。シングルマザーで娘二人を育て上げた給食のおばちゃんの、好奇心とパワフルな行動力に、ほれぼれ~((o(^∇^)o))人生まだまだ捨てたもんじゃないね!!元気をもらえる良い本でした~♪ヽ(´▽`)/2017/09/11
ぶんこ
55
ない無い尽くしの中で、臨機応変に対処する頭の回転の良さに感服しました。食材が無かったらある物で応用するなんて、私には出来ないな。そして多分語学も頑張られたのでしょう。本当に凄い方です。最初はボランティア、無給、往復の旅費も自腹。着いてみれば何の準備もされていない。普通の日本人なら、イライラし過ぎて無気力になりかねないと思います。どんな環境でも乗り越えられる柔軟な心。四角い頭の私には、ただただ尊敬。ブータンに行ってみたかったけれど、虫嫌いなので無理。平澤さん、何度も言いますが凄い方です。2017/05/05
こみっくま🍏10
51
給食のおばちゃん59歳で単身ブータンへ。とかく年を取ると勝手に自分の限界を作って逃げ腰になりがちだがこの著者・平澤さんには全くそれがない。凝り固まったアタマをぐにゃぐにゃとほぐしてもらった気分。電気・水道などの物理的な面からブータンの文化や国民性による戸惑いなど困った事だらけの現地での生活の中で創意工夫をし乗り切ってしまうバイタリティが凄い。豊かで便利な世の中に慣れ過ぎた事が怠惰を生んでいる。自分の頭で考え行動しよう。そして何歳になろうと大きな夢を持つべき!と背中をトンと押してくれるノンフィクション。2017/07/04
けんとまん1007
50
素晴らしい、このエネルギー。給食。懐かしく、いい思い出がたくさん。ブータン、中にも書かれているとおり、国民総幸福度を大切にしている祈りの国。文化の違いを超えて、やはり、通じるものはたくさんある。それが、食を通じてだと、なお一層だと思う。一緒に作ることから始めて、そこからひろがっていく。国民性もあるのかもしれないが、やなり、平澤さんのキャラクターによるところも多いのだろう。2017/08/08
milk tea
50
「ブータンでは、昨日や明日のことで思い悩んでいる人が少ない。みんな目に力があって、元気で活き活きしてる。約束をすっぽかされても怒らない。」そんな国民性から「幸せの王国」として知られてるんですね。ブータン人がこよなく愛する米と唐辛子を好む国民食から栄養のバランスよいレシピを考え教え、その料理の美味しさ楽しさを伝える。寿命が比較的短いブータン。健康で長生きできるようになりますように。昨年末、5度目のブータン行きのビザ発給待ちという。この元気は羨ましく思う。2017/07/27
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