山と溪谷社<br> 新編 裏山の博物誌

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山と溪谷社
新編 裏山の博物誌

  • 著者名:三宅修
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 山と溪谷社(2017/02発売)
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  • ISBN:9784635420457

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内容説明

陣馬山麓・相模湖畔に居を移した都会育ちの山岳写真家が、裏山の自然に学び、遊ぶ十二カ月。1989年に刊行された名著を加筆・再編集(序文・串田孫一)。

縁に包まれたウラヤマに、ひっそりと息づく草や樹々、鳥や小さな虫たち―。
相模湖をめぐる風光を舞台に、身近にありながら気を止めることも少ない生き物たちのユニークな生態や四季の移ろいを、鋭い観察眼と繊細な感性で綴った文学の香り高い自然観察エッセイ。

目次
序 好奇心を踊らせるために 串田孫一
はじめに 裏山は、今
一月 去年今年 (一月の誘い 初日を浴びて/初雪/フクジュソウ/初富士/冬銀河/ななくさ/霜なぎ)
二月 春隣 (二月の誘い 早春の賦/ふきのとう/風花/ウメにウグイス/スギ林/セツブンソウ/ヒラタケ)
三月 春風駘蕩 (三月の誘い 光溢れる桃源郷へ/啓蟄/スミレ/春の風/かすみ/ビンタボ/ダンコウバイ)
四月 復活祭 (四月の誘い 珊瑚鏤む春の空へ/シュンラン/春愁/聖少女/ヒトリシズカ/ヤマウド/二つ折りの恋文)
五月 限りなく美しき (五月の誘い 新緑の山路へ/青葉若葉に陽の光/山菜讃/裏山人生/コイノボリ/ナガムシ/金と銀)
六月 梅時雨 (六月の誘い 梅雨の晴れ間に/梅雨茸/鳥歌い、花笑い/山賊手配/鳥たちの春/うのはなたくし/雨男)
七月 梅雨のあとさき (七月の誘い 木陰に涼をとりながら/去年の虫/白昼夢/百合の花咲く/雑木林/ホタル/吸血鬼)
八月 星夜 (八月の誘い 昼は花、夜は星の山歩き/おきゃん芸者と喪服の蝶/マツムシソウ/雲の峰/白樺/?時雨/シシウド)
九月 小さな秋 (九月の誘い 郷愁の歌を求めて/赤い花なら/あれ、マツムシが……/露/クモ/マタタビ/アカトンボ)
十月 秋闌けて (十月の誘い 豊穣の秋/お月見/森の妖精/山の幸/カヤト/風の伯爵夫人/樹雨)
十一月 冬支度 (十一月の誘い 燃える晩秋の風物詩/紅葉/枯尾花/冬支度/竜胆/第三世界/小春日和)
十二月 冬景色 (十二月の誘い 宴のあと/フユザクラ/マゴジャクシ/炭焼き/シモバシラ/風景採集/冬木立)
あとがき 緑と水と生命と
新編のあとがき 「裏山」のその後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

8
夢見がちな青年が裏山で出会う、四季折々の麗しい自然。そこでは花は単なる花でなく、初恋の女性や憧れの貴人となる。自然が失われつつあるまさに今、読まれる意義がある。2017/04/30

里山輪太郎

3
月毎に裏山(低山)で観られる動植物をちょっと文学的に、具体的に紹介しています❗とても身近に面白い生態をした動植物がいるものだと感心し、山に入る楽しみが増えました❗動植物の名前は左の耳から右の耳に抜けてしまい覚えられません(^_^;)2017/04/04

まんぼう

2
同じまちで暮らす著者が書いた裏山の四季折々のようすは、瑞々しく、実感を伴って胸に迫ってくる。一方、これが書かれてから何十年という月日が経った今、見られなくなった植物、鳥がいたり、気温の感覚がややずれて感じられるところがあるのを、比較できるのも面白い。野生動物が里に下りてくるようになったこと、いなかったヒルが繁殖していること、震災やリニア工事の影響など、改めて向き合いたい課題が浮き上がる。しかしそれ以上に、自然界をくまなく見つめ、イマジネーションを膨らませる、ひとりの人の好奇心と美しさが、嬉しい。2017/04/28

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