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内容説明
日本人だけが知らない世界を変えた技術と発想。井沢史観で読み解く、日本と世界の本当の関係とは。「他の民族は科学や技術を、戦争の武器のように自分の利益を追求する道具にしている。けれど、日本人はそれを人類を幸せにするために使ってきた」そう主張する著者は、日本人の発明発見によるモノが、いかに世界の幸福に貢献したかを検証する。ホームビデオ、トランジスタラジオ、電卓、ウォークマン、新幹線、乾電池、胃カメラ、カラオケ、インスタントラーメン……。これらが出現する以前と以後では、人々の暮らしは一変し、もう元の不便な生活には戻れなくなった。過去だけではなく、iPS細胞、次世代ロボット、海水淡水化など、世界が期待をかける新技術は、輝かしい未来を約束している。独自の史観と洞察に裏打ちされた、ユニークな日本人論!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魔王
13
こんなものが日本人が開発したのかと感心するものばかりでした。なぜ日本人が知らないのだろうか。歴史の教科書にのせましょうよ。 7年前の本なので原発を推してます。その一年後に原発事故が起きるんだよね。2017/10/15
かやん
5
日本人は自国に対する評価が極端に低いそうです。中国は極端に高くて90%!!日本人はもっと自国を評価してもいいと思う。知らなかったすごいことを知ることができました。2013/07/21
mari
5
他の民族は科学や技術を、戦争の武器のように自分の利益を追究する道具にしている。けれど日本人はそれを人類を幸せにするために使ってきた。ホームビデオ、トランジスタラジオ、電卓、ウォークマン、新幹線、カラオケ、~なるほどすごい!でもダラダラとした事実の羅列でだんだん疲れる。原発に関する意見は福島の後ではどうなのかぜひ聞きたいところ。2011/10/09
Machida Hiroshi
4
逆説の日本史の井沢さんが書いた日本礼賛本です。タイトルはやや大げさです。大体は知っていることでしたが、乾電池が日本人の発明とは知りませんでした。誰かがいつか発明したでしょうけど、それを大幅に早めたのは間違いないでしょうね。和風総本家(好きでたまに観てます)とかの番組の効果もあり、今の多くの日本人は、日本って良い国だよね、実は凄い国だよねって思っているでしょうけど、そんな思いをさらに強化してくれる元気が出る本です。ただ、僕は、これらの技術が全て本当に人類に幸せをもたらす(した)かという疑問も持っています。2016/03/10
ぷくらむくら
4
自分の元気づけに読む。原発を推進する著者の理由にはある意味納得した。2011/01/17
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