内容説明
ブス、地味、存在感がない、女が怖いetc.……。コンプレックスだらけの自分を救ってくれたのは、アダルトビデオの世界だった。働き始めたエロの現場には、地味な女が好きな男もいれば、貧乳に興奮する男もいて、好みはみなバラバラ。弱点は武器にもなるのだ。生きづらい女の道をポジティブに乗り切れ! 全女性必読のコンプレックス克服記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book・CaFe
25
元カレの風俗通いを知り、落ち込んだのがきっかけでAV制作会社シネマユニット・ガスに 入社した著者。ADから監督になり、さまざまな女性たちと接していく…AV業界に身を置いたことで、コンプレックスを抱え、思春期を鬱々と過ごした著者は、コンプレックスが強みになる事を知る…コンプレックスを持っているとは思えないほど、アクティブな行動力で経験を積み、経験を演劇などの糧にできるところにたくましさを感じた。文庫版書き下ろしの38才で習い始めたフィギュアスケート&AVファンの父への親孝行、いいお話でした。 2017/07/02
かわちゃん
18
☆☆☆☆ 女性AV監督にして演劇ユニット「ブス会※」の主催でもあるペヤンヌマキさんの自伝エッセイ。なぜ彼女はこの職業を選んだのかのエピソードの屈折。女性の自意識と時間からの解放。AV業界にいるからこその、男性論と女性論。軽快に可笑しく読みました。早稲田の演劇倶楽部の同期のポツドールが男性的な陰であれば、ペヤンヌさんのブス会は陽でもあり悲でもあるってあたりの演劇的アプローチも、この本読んで理由わかりました。って小劇場系演劇知らない人には意味不明ですね。 2018/02/14
はち
11
子供の頃から自分はブス、イケてないとコンプレックスを持っていた彼女。彼氏の風俗通いを知ったのを機にAV業界(ADや監督)へ...。何かコンプレックスを抱くとネガティブ思考へまっしぐら!その都度いろいろなことに挑戦しそれを解消していくのだが、次から次へと新たなネガティブの種が😓。「他人から幸せにみられたい」そんなことに囚われていてもダメなんだと知りつつ、世間一般の幸せと自分を比較してしまう。その思考は辛いけどその辛さに浸って、逆に快感を覚えているような?何はともあれ女は強い。ただでは起きない!2020/03/08
まさきち
6
一昨年知人に誘ってもらって『女のみち2012再演』を観に行ってからようやくこのペヤンヌマキさんの著作を読んだ。悩みとコンプレックスとAV業界へ入ってみたことが見事に戯曲に昇華されている。今年の冬に予定されてる『男女逆転・痴人の愛』もやっぱり観に行きたくなった。2017/08/05
ゆかり
6
ネガティブをポジティブにしていく考え方が心に響いた。見習っていきたい!2017/03/02
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