内容説明
仕事で家庭で、日々、イライラ、ムカムカに悩まされている人必読! 「怒り」のコントロール術である「アンガーマネジメント」をわかりやすく実践しやすいよう解説した入門書。日本にアンガーマネジメントを普及させた安藤氏、初の文庫!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書のーと
59
怒りをコントロールしたいと思っていても、自分ではなかなか思うようにコントロール出来無い事の方が多いので、読んでみた1冊✨ とても実践的な内容で、怒りをコントロールする方法が記されてあり、私としては為になる1冊だと感じた❣️ 誰もが持っている、価値観や常識…。 そもそも、この自分の中にある価値観や常識が正しいと思い込んでいるから、相手の言動が自分の意に削ぐわなければ、怒りが生じてしまうのだという事がよく理解出来た。自分の中にある価値観や常識は、必ずしも全ての人の正解では無いのだという事を肝に銘じたい。2023/11/30
つーこ
56
確かに、『怒り』で得したことは一度もない。得もしなければ前にも進まない。悪化する空気と関係性。はい。おっしゃる通り。もうね、反省しかない。今まではなぜ怒っているのか、相手に対するこれまでの怒りの数々を繰り返し思い出しては『怒り』を正当化することをしていたように思うが、それがいけなかった!原因追求ではなく『どうすればこの関係性を改善できるか』に目を向けていこう。『怒り』を全面に出さずに、『気持ちを伝える』方が全てが前に進むということを自分に言い聞かせてゆこう。頑張る!2019/06/28
KAKAPO
50
>人は、それぞれ自分の「べき」という考え方や価値観に縛られて考えているのです。同じ出来事でも置かれている状況が違えば、人はまったく違う感情をもつ、私は、誰かや何かによって怒らされているいるのではなく、私は自分で『怒る』を選んでいる、と気づくこと。……。怒りは、相手の行為によってもたらされるわけではなく、自分にとって都合の悪いことが原因ということですね。そして、その時、私たちは、物事を極めて主観的に捉えているわけですね。怒りをコントロールするためには、自分の怒りを出来るだけ客観的に見詰めることが大切です。2019/02/02
ミライ
37
怒りをマネジメントする「アンガーマネジメント」の入門書。元サッカー日本代表の前園真聖さんがテレビで学んでると言っていて、知ったのだが、アメリカでは古くからある学問のようだ。入門書なので、アンガーマネジメントに関して、かなりわかりやすく解説されている、これを読めば概要は把握できると思う。内容的にはアドラー心理学に近いかなと言った感じ。2018/07/01
瑪瑙(サードニックス)
36
私の怒りのトリガーは幼少期の辛い体験がトラウマになっていることだ。昔から幾度も思い返して自分の怒りの原因は分かっていた。この本を読んでさらに理解できた。最近は怒ることは減ったけれども、感情が高ぶることがまだあり、その対処方法を学ぶ必要があると思った。2024/02/16