内容説明
愛する妻子を惨殺した凶悪犯、永倉を七年間追い続ける警視庁強行犯担当刑事・神条俊輔。復讐に燃える不死身の肉体を駆使し、逮捕のためなら手段を選ばぬ非情な神条は裏社会で「狂犬」と恐れられている。そしてついに、神条は永倉一味が沖縄に潜伏中との情報を掴む。だがそれは、さらなる血の雨の前触れに過ぎなかった。ハードアクションの旗手がぶっぱなす、超ド級の快作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きさらぎ
40
ザ・矢月作品!ともいうべきバイオレンスストーリー。例によってたくさんの人が死にます。 主人公も強いが、敵役の永倉一味もめっちゃ強い!いいところまで追い詰めるんだけど最後のツメが甘いんだよね。甘すぎて、敵にもそう言われちゃうんだよね。ま、そこのイライラはお約束。敵味方がはっきりしたわかりやすいストーリーで楽しめた。2018/06/29
マサキ@灯れ松明の火
16
仕事で、小難しい法令解釈などをさせられた時の気分転換には‥やはり、何も考えずに読めるアクションでしょう!…という訳で読了です。まぁ、盛大にドンパチしていらっしゃる。しかも、サブマシンガンやらグレネードやら手榴弾、ダイナマイトって、ハデですね。まさに「狂犬」ですね。神条さん、ムチャクチャ丈夫でいらっしゃる!2016/12/08
鎌田一恵
7
現実にこんな事は起こらないだろうが、アメリカの映画で見たような極悪ぶりだ。 ラストもなんとも凄まじいとしか言いようがない。非現実として読まなかったら、気分が悪くなりそう。2017/09/08
masatoshi
6
✩2.52017/09/20
詩界 -うたか-
5
#読了 #狂犬◆神条は強行犯係に属している刑事だが一人で突っ走ってしまう癖がある。何よりも永倉の居場所を突き止めようと暴力に歯止めが利かない。大切な人を永倉に奪われた痛みを持ち、永倉も狂犬・神条に捕まるわけにはいかない。あの手、この手で、遠ざけ、かく乱させようとする。そして銀行を舞台に男達のハードアクションが始まる◆血の気多いです。2020/02/03
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