内容説明
奴隷を買いあさり、怪しげな者達を抱き込み、不当に貴族家を潰し、逆らう者達は処刑する――稀代の悪女と噂されるナザント公爵家の若き当主エリザベス。そんな姉の目を覚まさせようと妹ウッカは立ち上がった! 姉の婚約者である第三王子ナグナや、心強い味方と共に、公衆の面前で姉を断罪したけれど……。それは盛大な勘違いだったようで!? 悪女エリザベスの真実を解き明かす物語が、WEB掲載作品を大幅改稿&書き下ろし短編を収録して書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
4
悪役令嬢の妹ポジションからみたら、という本なんですが、個人的に全くアカンかった。なにって、ヒロイン自身の高慢さが鼻につきすぎてダメ。ヒロイン自身は何もわかってないのに、めちゃめちゃ上から目線な口調で語る語る語る、しかもエラそうに。その表現というか文体がまた小賢しい感じで読んでて目が滑りました。最後は確かにヒロインも正しい認識の人になるんですが、最初の方で挫折しそうになったのでもう再読はしない一冊。2017/09/21
cgatocairb
3
再読ー元婚約者の兄達や両親の話を読みたい。妹に対して、まったく相手にされていない婚約者が哀れ。2018/09/13
cgatocairb
3
悪役令嬢系でこの系統は新しい。
はなりん
0
悪役令嬢糾弾もの?のようで、そうでないような?糾弾したのが妹と婚約者で、そこから妹が真実を知っていくという感じ。糾弾している側も本当に敵対しているわけではないので、真実を知って「ざまあ」って感じでもないので、そこがちょっと微妙。まぁエリーとギルが最後は幸せでよかったですが。2017/09/17