電撃文庫<br> 東京ダンジョンスフィア

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電撃文庫
東京ダンジョンスフィア

  • ISBN:9784048926171

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内容説明

最新のVR技術が暴走し、使用者の脳内世界がダンジョンに! そのダンジョン攻略を行う『冒険者ギルド』に、高給&様々な特典が目当てで、軽い気持ちで入隊した赤峰光。しかし、入隊後すぐに突入したダンジョンでは右も左も分からず、武器の具現化にも苦労して遅れを取るハメに。パーティーを組むのは、長剣と氷を操る蒼倉、精霊を杖で使役する桜白、スナイパーライフルを使いこなす緑の三人。リーダーに指名され、何か深刻な事情を抱えているメンバーたちと攻略に挑む赤峰は、仲間と協力してダンジョンの秘密を解き明かす!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

12
建物がダンジョン化する世界でそのダンジョン攻略に挑む主人公たちの話。設定が結構個性的ではあったけれど展開や内容が王道で面白かった。ボスの倒し方やボスになってしまったキャラクターの経緯もしっかりしていて結構良い感じ。こういうのも面白い。2017/02/10

中性色

9
スナイパーライフル持ってるかわいい女の子ってあの。なんというか、いろんな意味で評価が難しい作品だなぁ。しいて言うなら、欠点らしい欠点がないのが長所でも短所でもあるというか。とりあえず当人たちの事情は割と重いものなのに、それが必要な場面ではそこまで引き合いに出さないという感じ。一方で王道な話の展開は既視感はありつつも、やっぱり面白かった。やはり役割が違うからこそ連携できるという流れはいい。ただ、続けられるような流れにはなってるが実際出るのだろうか。個人的には緑が好み2017/01/20

真白優樹

8
誰かの脳が作り出した迷宮が各地に発生した世界で、少年達が攻略に挑む物語。―――そこは誰かの心の迷宮、誰かの心の世界を彼等は往く。心の中を映す迷宮、そこにあるのは悲喜こもごも。そんな世界を攻略していく度に彼らはチームとして前に進み、成長していく。王道な冒険譚にサイバー要素を絡めた感じのこの物語、全体的には某テグスの迷宮といった感じのトライ&エラー、進んで戻って試行錯誤の中で進んでいくといった感じであり、コツコツ進む系の物語が好きな読者様にはお楽しみいただけるのではないだろうか。 次巻も楽しみである。2017/01/12

nawade

7
★★★☆☆ VR技術が暴走し、使用者の脳内を反映したダンジョンが全国のマンションに発現!そのダンジョン攻略に挑む高校生の姿を描いた冒険譚。お金につられて軽い気持ちで冒険者になった主人公が失敗とパーティメンバーとの交流により、次第にリーダーとしての自覚を喚起していく様がきっちりと描かれていました。なろうのような俺Tueee!!!成分は少なめですが、挫折と後悔を繰り返しながら前に進んでいくこのような作品もいいですね。ただ、序盤は世界観がわかりにくかったので、説明は小出しにするよりも最初にした方が良かったかも。2017/01/07

niz001

6
ダンジョンとは言うものの実際はマインドダイブ系。そのダンジョン周りの設定がかなりざっくりしてるけど、主人公が訳アリの仲間をまとめて成長するきっちりした王道もので楽しんだ。催涙ガスは眠くなるどころか逆に寝てられないと思うんだが。2017/01/08

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