内容説明
“自走型保護猫カフェ”として、今最も注目を集める新しい「猫助け」の仕組みを作った「ネコリパブリック」の誕生秘話。猫を愛するすべての人に知ってほしい、不幸な猫をなくす方法。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
43
ネコリパブリックは、猫のほうが偉い国。こう言い切る首相も偉い。「自走式」をうたうのもいい。猫の殺処分ゼロを目指した活動のため、思い立ったら即実現に向けて「事業計画書」を作成し、物おじ人おじせずに頼み込んでいく熱量の凄さに頭が下がります。特にクラウドファンディングを行なう際「お金を出してくれる人が本当に喜んでくれるかに重きをおく」と考えて物を作ったり、イベントを開催していく姿勢があるからこそ、一度ファンになった人がその後も支援してくれるのでしょう。私は、同じ猫の下僕仲間として今後は応援したいと思いました。2022/03/06
宇宙猫
36
★★★★ 河瀬さんの凄いところは、事業として成り立つように考えてるところ。良いことでもボランティアの犠牲で成り立っていると長く続けるのは大変なんだよね。幸せなにゃんが増えますように。2017/02/05
たまきら
30
去年より縁あって猫たちの里親探しをし、30匹近くにお家を見つけることが出来ました。ボランティアで頑張る友人たちが多頭飼い崩壊寸前まで切羽詰まっているのを見て(抱え込んだら大変だけど、これ以上何ができるんだろう…)とふふで悩みました。たまたまであったこの本には、エネルギーがあります。そして明るさがあります。そして、積極的に資金を作っていることに感心しました。ウェブサイトもとても素敵。2222年2月22日に、夢を実現するために。自分も地道に頑張りたいです。2020/12/24
みさどん
24
筆者河瀬さんの情熱と行動力がすごい。その経歴や働きかけや事業の進め方、全てが納得できた。誠実な団体だからこそ事業がうまく進んでいると思えた。施設を建てるのも運営するのも人を雇うのにもお金がかかる。そこをどう乗り切っていったかがわかった。目標の2022年2月22日は先日だったけれど、殺処分ゼロ達成にはまだかな。猫人気が高まって、多くの人が血統書猫を買うより目の前の保護猫に目が向くようになればいいと思う。私もまた野良に巡り合ったら飼うんだろうな。2022/02/26
Humbaba
11
猫を飼ってくれるとしても、それが本当にその猫のためになるのか。その部分を無視して猫を渡しても、猫とその飼主の双方にとって不幸な結果になりかねない。飼い主となる可能性のある人を評価するというのは手間もかかるし互いにとって気分の良いことではない。しかし、そのような負荷がかかるとしても決して疎かにして良いことではない。2017/02/18
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