内容説明
第二次世界大戦中、野々村は学徒動員で伊勢神宮を守る任務につく。終戦後、十五歳で東京に転居し考古学を研究してきた。遷宮で沸く伊勢へ七十年ぶりに帰郷し、同級生と再会。空襲で行方不明になったままの友人・加藤明が話題になる。野々村は、加藤の最後の姿を語り始めるが……。悲惨な戦争に翻弄された青春の封印が解かれた時、殺人の惨劇が! 難事件に挑む十津川警部の名推理。長編旅情ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kuroiwa.kochi
1
新幹線の駅のホームで買って中で読みました。安定のサスペンス好き。2016/12/25
りん
1
戦死した友達のことを告白しようと思って伊勢に行ったのに、結局言えずに東京に帰ってきてしまう場面を読み、罪悪感を感じていることを告白しようとしても出来なくて、悩むことってあるし、70年間も時間が経てば尚更出来ないなと思って読んだ。また、小説の舞台である伊勢神宮やおかげ横丁は友達と行ったことがあったので、楽しめた。2018/11/18
しんたろう
1
安定の十津川警部シリーズ。買った日に1日で読了。第二次世界大戦の伊勢空襲の夜の行方不明。そして戦後70年たち、現在の東京で殺人。十津川警部シリーズで戦争に絡んだ話を読むのは、初めてだったが、興味深く読めました。しかし、十津川警部たち警察があまり出てこないのが物足りなかったです。2017/04/02