内容説明
宇宙誕生は一三七億年前。地球発生は四六億年前。三八億年前の原始の海に、化学進化で生物の原料・アミノ酸ができ、最初の生命体(プロトビオント)が誕生した。真核生物、多細胞生物を経て、五億五〇〇〇万年前、カンブリアの大爆発。しかし、奇妙な生物の多数は絶滅。何が起こったのか? その後の進化とは? 多様な生物が生きる地球の壮大な生命のドラマを読み解く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テツ
4
学生時代は理系学問が反吐が出るほど嫌いでしたが生物学的なお話は大好きなので購入。入門と謳われてはいるけれど中盤から後半にかけては専門用語が飛び交い中々理解しにくかったです。結局用語を他の本で調べながら読むことに。それでも137億年という気の遠くなる時間を経て今のホモサピエンスが存在するようになった過程と仕組みは何となく理解できた気がします。面白かった。2014/02/26
りっとう ゆき
1
地質時代ごとの生命の変遷はおもしろかった。あとは興味のあった霊長類のところを。その他のところは専門的でカタカナ語の羅列で眠くなり断念。2025/04/13
滝音
1
生物の種の区分がそれほど簡単なものではなく種とは概念にすぎないということがわかった2014/03/28
Mas
0
前半の宇宙誕生からの話しはもともと興味のある部分で面白く読んだが、後半は素人からみると、かなり本格的な生物学の話しになり、興味はありながらも私には難しかった。2013/06/12