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内容説明
世界遺産。人類の宝であり、かけがいのない自然や文化遺産。国家関係者、観光業者、旅行者、そして教育者も、日本や世界の世界遺産を訪問する21世紀。ただ、この遺産の価値を理解するためには、社会科(世界史、日本史、地理)や理科(生物、地学)、美術史など、多様な知識教養が必要である。またそれらの教養によって、世界遺産訪問が、一層楽しく、面白くなる。本書は新書としては初めて、現役社会科教員が社会科教育の視点から世界遺産を論じたものである。世界遺産の歴史とこれからの課題。教育と世界遺産との関連性。そして日本人にとっては馴染みの薄いミドルマイナーな世界遺産を、社会科教師ならではの視点により、現役高校社会科教員(訪問国約60カ国世界遺産約160件、世界遺産学検定マイスター級)が紹介する。これを読めば、社会科から世界遺産を楽しむことができる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書実践家
2
世界遺産の魅力を引き出してくれる名著。2021/01/04
ぽん
0
誤字や読みにくい文があったのは気になった。社会科教師としての見方よりは、世界遺産学学者との理念からの世界遺産の紹介が多かったように思う。ミドルマイナーを取り扱ってるだけあって、知らない世界遺産が多く楽しめた。商業価値としての世界遺産ではなく、世界遺産の本来の意味を理解する必要がある。それに気づけたことがよかった。2017/01/21
Woody
0
内容的には目新しいものは余りなく、社会科教師として上から目線で書かれている部分が多くあるのが気になる。22018/04/05