内容説明
貧しい国が豊かになると戦争が起きる
豊かな国が貧しくなると革命が起きる
今、世界で起きていることは
「これから起こること」の始まりにすぎない
世界は革命期に突入した! サブプライム以降の大きな歴史のうねりはグローバリズムを終焉させ、巨大な大衆の反発と否定の段階に入っている。
イギリスのEU離脱(ブレグジット)、アメリカのトランプ・ショック、さらには韓国の朴槿恵政権の終焉とナショナリズムの台頭を示唆する現象が起きてい るわけである。
声なきはずの大衆が声を持った。
これが本書のタイトルでもある「貧者の一票」の価値を高め、世界の既得権益化した政治、経済、産業、文化構造を大きく変化させてゆくものと思われる。今は始まりにすぎず、これからさらに大きな変革の波が訪れることになるのだろう。本書では、それを系統立てて解説し、物事の本質と社会の仕組みについて述べている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
38
西側諸国の自由主義、資本主義経済の価値観を 押し付けてはいけない。個々に個性があるように それぞれの国にも それぞれの価値観や文化があるのだから。2018/02/03
ひろし
12
グローバリズムからナショナリズムへではなく、グローバリズムからインターナショナリズムへという提言、凄くいいと思います。ただ、その為には日本人の覚醒が不可欠。暗澹たる思いしかないが、一人でもやるしかない。絶望には用はない。2017/02/23
Honey
9
世界はグローバリズムの次の段階へ向かい始めました。 その大きな流れを作るのは、大衆。 一部の金融勢力に、今まで散々いいようにされてきた各国の大衆。 社会の仕組みを解説し、これからの日本の課題と進むべき方向を提示。 「貧者」という言葉がちょっとさびしいけれど、世界が共存共栄できるように、「貧者の一票」を有効に使えるように、一人一人が心がけて暮らすことが大切だと思いました。 2018/04/12
yamamiki
9
世界の潮目はグローバリズムからナショナリズムへ、若しくはリベラルから保守へってことかな。僕は悪くないと思う。グローバリズムの究極はバイオハザードのアンブレラ社だからね。2016/12/31
Marilyn
5
【要約】グローバル化により先進国と新興国の生活水準の標準化が促進され先進国の一般庶民の賃金低下や雇用が失われ不満が高まる。格差拡大に伴い、ナショナリズムを求める声が大きくなり、トランプ氏が大統領選挙に当選しイギリスがEU離脱という結果を生んだ。シーパワー(アメリカ、イギリス、日本)とランドパワー(ロシア、中国)の対峙が進んでいく。その衝突点である中東地域であり摩擦が多発している。今後世界はナショナリズムからインターナショナルに変化していくだろう。【感想】トランプ氏の当選を通して世界の動きが書かれている本。2020/09/28
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