内容説明
がんは他の病気とどう違うの? がんは遺伝する? がんの手術の名医とは? 副作用のある抗がん剤の役割って? 「切らずに治す」は本当? 良い緩和ケアとは何? 先進医療、先端医療を選ぶべき? クリニックの免疫療法は効くの? 食事療法や漢方でがんは消える? がん検診は意味がない? etc
外科医と腫瘍内科医の2つの専門性を有する気鋭のがん専門医が、がん治療にまつわる43の疑問にわかりやすく答える1冊。
近藤誠理論はもちろん、患者を惑わすエセ医学を一刀両断。
自身ががんになったとき、愛する家族や友人ががんにかかったとき、賢く主治医を選び、賢く情報を選択して、賢い患者になるための必読書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tkokon
2
【がんは老化・進化】一口に「がん」と言っても、発生する部位や、進行の度合いによって、そのふるまいは全く異なり、したがって対処も異なる。「必ずがんが治る」みたいなことがいかに非科学的か、ということ。同じ○○がん、でも人によって状況は違い、同じ人がんでも、時がたつにつれ、効く薬が効かなくなったり、好転したりする。読むほどに、がんが病気ではなく「とても賢く生き抜く力を遺伝子が習得していくプロセス」のように感じる。だからこそ治療も「絶対」がない。最新の治療前線について信頼できるアドバイザーの確保が何より重要だ。2018/01/15
うさっぴ
1
自分で調べて、様々な情報を得て、考えることが大切だと思った。2017/03/12
そらパパ
0
腫瘍内科医ですね2017/02/02
こ~じぃ。。
0
医者任せにせず、自らも調べ意思決定。 インターネットは玉石混合。2017/01/13