新潮新書<br> ADHDでよかった

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新潮新書
ADHDでよかった

  • 著者名:立入勝義【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 新潮社(2017/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106107023

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内容説明

子どもの頃から多動で不注意。忘れ物や遅刻は数知れず。おまけに大学入試にも全敗! 失敗続きだった人生は、34歳で「成人ADHD」と診断されたことで、劇的に変わった。適切な薬を服用し、ADHDと正面から向き合ったことで、「障害」が「強み」に転じたからである。実は世の天才、成功者は「ADHDだらけ」だったのだ! アメリカ在住20年の起業家・コンサルタントが綴った驚きと感動の手記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

35
内容的には「ADHDでも才能があってよかった」という感じかも。ただ集中力があるというのはADHDのせいとも言えるのかな2017/07/23

Miyoshi Hirotaka

28
分かりやすい病気や障害は文学になったり、積極的に支援されたりする。『風立ちぬ』は結核文学の代表作だし、車椅子は障害のシンボル。パラリンピックもわかりやすい障害が対象。それに比べ、ADHDのような発達障害は、「ちょっと変な人」で説明され、病気だとは本人も周りも気づきにくい。変さ加減が環境とマッチする場合、古今東西の著名人のように優れた能力を獲得し、社会に益をもたらすが、その真逆になる場合もある。マイノリティや「天才病」として積極的な優遇策を求める考えも一部にあるが、逆差別になる危険性もあり、慎重になるべき。2021/04/15

異世界西郷さん

27
著者の来歴を見るに、これだけハイスペックな人物がいったいどのようにADHDと折り合いをつけているのか気になったので読んでみました。かなり高名な職場を渡り歩いているようですが、そのような人物にも様々な挫折や苦労が付いて回っているのだなということと、自分自身がいったいどんな人間なのかを理解し受け入れることが治療の第一歩なのだということは読んでいて考えさせられました。著者がスマホを使って行っているADHD攻略法などは発達障害の人だけでなく健常者にも有益なことが多く、私も試してみたいことばかりでした。2017/02/23

彼岸花

20
ADHDの特徴や問題点がわかりやすく集約され、とても読みやすいです。それに該当する著名人が名を連ねており、知名度の高さには驚きでした。ある作家が書いた有名な詩の内容も、ADHDという分析で(本人がそうだったかは不明)新発見でした。薬物療法や、仕事、家庭においての対策、注意点など細かく参考になります。個性を上手くプラスに転じさせ、現在の地位を築かれた立入さん。参考文献も出し惜しみなく、読者に幅広い知識を伝えています。この本一冊あるだけで、ことが足りるよう。立入さんは才能もあるけれど、努力も怠らない方ですね。2019/04/05

マー兄

12
この本でもADHDの強みが書かれていて嬉しく思いました。アニメやゲーム業界では、特性がある方々が、業界を引っ張っていることや、そういう方がたくさんいるのが知れて良かったです。強みを体調などが悪くならないように、発揮できる考え方なども記してあって、参考になりました。ありがとうございました。2025/08/09

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