グーグルに学ぶディープラーニング

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グーグルに学ぶディープラーニング

  • 著者名:日経ビッグデータ【編】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2017/01発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822236861

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内容説明

囲碁のプロ棋士に勝つ、クイズのチャンピオンに勝つ──、人工知能(AI)はこうした特定分野で象徴的な成果を上げてきました。しかし、最近ではAIが人々の生活や経済活動を改善して、世の中を変えていく可能性を示す実例が次々と出てきました。

例えば、米グーグルは、AIを使った「Google翻訳」の精度を大きく改善し、長年「実用的ではない」と言われてきた機械翻訳を日常生活では十分実用的なレベルへと引き上げました。また、同社はデータセンターにおけるサーバーなどの冷却電力を40%も削減しました。これもAIを活用して空調や窓の調節・開閉など約120の要素を制御し最適化した成果です。

大手IT企業は次々と、画像認識、音声認識、翻訳といったAI機能を安価に提供し始めており、いわば「蛇口をひねればAIがすぐ使える」時代が間もなく到来します。

このAIの進化をけん引するのが、脳の神経回路が仕組みの原点にある「ディープラーニング」という技術です。本書では、グーグルのエンジニアらへの取材に基づき、このディープラーニング技術をやさしく解説。また、将来のビジネスがどう変わるのか、グーグルのサービスや日本企業の取り組み事例から探るとともに、その未来の姿に迫ります。

序章●ディープラーニングがすべてのビジネスを変える
1章●超入門 人工知能と機械学習とディープラーニングはどう違う?
2章●入門  ディープラーニングの仕組み
3章●グーグル事例編 グーグルのディープラーニング活用事例
4章●企業事例編
5章●活用フレームワーク編
6章●将来展望編 ディープラーニングが課題を解決する未来へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

103
最近、AIということで第3次ブームになっているようです。その中の一分野であるディープラーニングが中心になるということで、この本ではそのグーグルのクラウドサービスを中心とした事例が書かれていてわかりやすく感じました。まだあくまで試行段階というようなものが多くこれからの利用者サイドのニーズ発掘がキーポイントになる気がしました。2017/06/13

かわうそまん

30
Googleの製品をごり押しする訳でもなく、人工知能とはなんぞやっていうのを再度整理出来たのが非常に良かったです。あと、企業が人工知能を導入するにあたって、どういった事が必要かを明記していた点も良かった。人工知能は決して魔法の杖ではない。現時点ででの費用対効果はもちろん見極める必要があるが、それだけでは不十分。人工知能を導入して将来的に自社のビジネスをどう広げていくかを、しっかりと考えなければならない。そういった意味でも自社の未来を考えることが、今後、より重要になってくると感じました。2018/03/15

Tadashi_N

28
人工知能が現在の業務改善に役立ちそうな感じがする。段階的な導入になりそう。データの相関把握は、サイエンス。2017/06/29

kaizen@名古屋de朝活読書会

22
#説明歌 PlayGround遊びでニューラルネット知るアルファ碁12層ポリシーバリュー2017/08/01

はるわか

20
ディープラーニング(深層学習)は機械学習の一部。ディープラーニング<機械学習<人工知能。従来の人工知能ではある入力に対応する出力を得るために、条件式などを人間が与える必要があった。機械学習では条件式を与える必要はなく機械が自動的に学習。機械学習のうち、ニュートラルネットワーク構造(重み付けとしきい値の調整により入力信号と出力信号の関係をモデル化)を多重化するものがディープラーニング(深層学習)。ディープラーニングにより、情報の分類の仕方はコンピュータが自分で学んでいく。2017/12/25

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