内容説明
政府にコミュ症と認定された人の元にやってくる、様々な動物の姿を模した愛らしい生物『リペット』。 ある日、引きこもりの高校生・相田颯太の家に、突然宅配便でドールハウスが届く。こんなもの頼んだ覚えはないぞ……と思っていると、中から出てきたのは手の平サイズの人型生物、というかおっさんだった。いきなり説明を始めるおっさん、ってこれ、俺のリペットなの!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葛野桂馬@時津風@ハスター
3
コミュ症とリペットの絆の物語。リペットが導入された経緯のネタバレには思わず噴き出した。マスコットキャラクターが小汚いおっさんキャラだとかペットなのに人間サイズとか、色々と斬新なネタが多くて楽しめた。もったいなかったのは半分近くが主人公とおっさんリペットとの言い合いだったことかな。物語がのってくるまでに時間がかかり過ぎだったのが残念。2013/09/18
1_k
3
なかなかの珍作。一言でいえば、「かわいいマスコットかと思った? 残念! 小汚いおっさんでした!」なローゼンメイデン。その辺り、ダメな人は徹底的に受け付けないだろう。展開は、(出版社とのトラブルがあったとは言え)混迷してしまったローゼンメイデンよりも、本作のほうがぶれず、遙かに整っていた。電撃らしく、今風のテンプレっぽさの薄い作品。露骨な萌えっぽさが薄いだけで、ギリギリできちんとラノベしているし、構成や文章などの品質も第一作にしてはこなれている。2013/09/11
ちいたけ
1
ちっさいおっさん~~。(笑)2015/07/18
真林
0
コミュ症と診断された者に送られる擬似ペット、リペット。しかし主人公の元に送られたのは小さなおっさんのようなリペットで。コミュ症を選定する基準の甘さなどつっこむところは多々あるが、終盤のリペットとの別れのシーンなど王道ではあるものの勢いはよかった。でも結局そこまでが長すぎて微妙だったかな。2013/10/17