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内容説明
『エコノミスト』『フィナンシャル・タイムズ』
ベスト経済書、待望の翻訳
債務削減と経済成長は同時に実現できる!
世界の公共資産は公的債務だけでなく、世界のGDPの総額をも上回る!
各国の成功例・失敗例から、公共資産のガバナンスの実態とあり方を示す画期的な書。
【隠れ資産】公共インフラ、エネルギー、公有地、軍事施設、金融機関、ファンド・・・・・・
「本書は、オーストリアやフィンランドやシンガポールなど、公共機関の富の運用改善に取り組んでいる国の実態を詳しく分析するだけでなく、運用の改善につながる青写真を紹介している。具体的には、政府が所有する商業資産をナショナル・ウェルス・ファンドのもとにひとまとめにして、官民双方から結集された優秀な人材が資産を最大限効果的に運用していくのだ。」――「はじめに」より
【推薦の言葉】
「公共の富は膨大な量にのぼるが、アセットクラスとして見過ごされている。公共の富のマネジメントは改善されるべきであり、それは今日最も重要な経済問題のひとつだ。ダグ・デッターとステファン・フォルスターは、この主題の本質を浮き彫りにしている。本書がきっかけとなって、公の土地や建物や事業などの資産の管理が注目され、改善に向けた議論が促されることを願うばかりだ。潜在的利益は計り知れないほど大きい」
マシュー・ヴァレンシア(エコノミスト誌)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ツイテル☆
2
フライヤー2022/01/19
Kentaro
1
ダイジェスト版からの感想 計算しうるかぎり、政府は莫大な資産を所有している。その規模は大金持ち全員の資産合計よりも、すべての年金基金やファンドよりも大きい。債務危機の渦中にある多くの国も例外ではない。トラブルに陥っている国の大半が、何千もの企業や土地の権利などの資産を所有していながら、評価しようともしない。公共部門が所有する富(パブリック・ウェルス)は以下の通りだ。 ・銀行の保有資産や年金基金など、純粋な金融資産。 ・企業や商業不動産など、公共部門の商業資産。 ・道路など、公共部門の非商業資産。除く、債務2018/03/15
まめタンク
1
2017年、21冊目。2017/04/03