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内容説明
著者は、知的ビジネスマンや投資家に評価の高い、経済系メールマガジン『ビジネス知識源』の執筆者である。週ごとに発信される冷静な状況分析が、読者に「考える基軸」を与えている。本書は、そのような著者が書下ろした、日本経済の近未来予測である。スパンは「今後10年」。公表されている指標から、説得力ある分析に基づく未来像が展開される。主だった内容は ●「財政破産の心配はない」と言うエコノミストの誤り是正 ●アベノミクスは失敗確定。日本国債の信用保全の限界と、その数字的証明 ●2018年以降の「日本財政破産」の確実性と時期、それが現実化した時のインフレや株価、地価予測 ●財政破産時は「凡人から資産家への下剋上の時代」 ●2022年ごろから加速する「AI産業革命」により予測される明るい未来像……など、知っておきたい話題満載。根拠なき「日本バンザイ論」とは違う、「未来への安心」を確信させてくれる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
68
時たまこのような扇情的な本を読むのも頭をリシャッフルするということではいいのでしょう。日本銀行の黒田総裁というのは安部首相の言うことだけを聞く何をしないままに株式市場を下げないために上場株式投信を購入するだけしかしないという人物でした。ここに書かれていることが本当に起こるかというと2020年というよりもその5年後に出口戦略を考えた場合にかなり大変な状況が出てくるのではないかという気がします。説明はわかりやすい本でした。2019/01/17
T坊主
8
また読んでしまった。2020/11/23
T坊主
8
410頁1章から6章まである、4-6章だけを読んだ。1)遅くとも2020-21年には国家破産と、そうなると20%は給料などの減額、2年ほどで収拾し、AI革命により、徐々に日本経済はかってのような経済成長になると。2)いろいろな著者が何十年も前から財政破綻すると言ってきたが、この本を読んで金融機関、投資家の心理が変わったら、起こりうるかもしれないと思った。2)年金生活で微々たる金融財産もないので、破綻すれば年金20%カット?位で2-3年は貧窮生活を余儀なくされるのだろうが、戦後生まれの私は、今は極楽の世。 2018/02/12
Humbaba
4
これまで上手く行っていたからといって、これから先も同じようにうまくいく保証はない。新しい技術が生まれれば、それに応じた変化ができなければいずれは行き詰まってしまう。変化は必ずしもうまくいくものではないため抵抗も大きいが、変化しない等リスクは決して無視できるものではない。2017/04/16
Hiroki Nishizumi
3
日本財政は破綻するか、しなくても同じ結果をもたらすしかないとのこと。この辺りまではそうかなぁと感じながら読んだ。その後はAI革命でバラ色らしいが、ここはあまり頷けない。もう少し深掘りしないとな、と感じた。2018/02/07