ハーレクイン<br> 公爵と物言わぬ花

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ハーレクイン
公爵と物言わぬ花

  • ISBN:9784596916990

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内容説明

“公爵夫人”になるために生きてきた美貌の令嬢と、思いがけず“公爵”になったプレイボーイの運命は……?

厳しい両親のもと、完璧な花嫁になるための教育を施されてきたイザベラは、いつの日か婚約者のゲイジ公爵に嫁ぐためだけに操り人形のような毎日を送っていた。愛してもいない人との結婚――幸せな未来など諦めていたある日、実は相続の問題で、本当のゲイジ公爵は別の男性だったと判明する。真の公爵として現れたのは、あろうことか放蕩者として悪名を轟かすニコラス。以前の公爵も好きになれないような人だったけど、まさかこんな不埒な人の妻になるなんて……何もかも見透かすようなニコラスの視線に、イザベラは身を震わせた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

20
(うちの長女は美しいから、玉の輿に!)・・・今もあるんでしょうけれど、道具のように利用される娘はたまったもんじゃない。毒親に矯正されてきた美女が、いけ好かない婚約者の公爵が爵位を剥奪されたので「やった!これで自由よ!」と喜んでいたら、代わりに爵位を受け継いだ男子にもらわれることになるんです。ひどい。ひどすぎる。でもこの夫(新公爵)が愛すべきおバカさんでほっこり。実務は全て有能弟が把握しているのがおかしい。結構おっとりさんな美男美女カップルの、おままごとみたいな結婚の行方を楽しむお話です。2017/06/26

キッチンタイマー

8
やっぱちょっと退屈した。純白のユリのようなプライド高そうな感じの美女イザベラ、突然公爵位が転がり込んできて、困惑する放蕩者ニコラス。性格のきつい伯爵夫人の母。心を開かせようとニコラスが努力する。ホームパーティと舞踏会と妹。毒親を絡めた葛藤をもっと丁寧に描いてくれるとかしてくれれば盛り上がってくるのになー。2019/05/03

tona

6
あらすじで放蕩者と書いてあったのでどんな悪い悪い公爵様かと思いきや、心の底では愛し合い信頼し合える結婚生活に憧れていたニコラス。親の期待に応えるばかりに気持ちを抑圧して生きてきたイザベラと理解し合おうと、ニコラスが文字通りの血の滲むような努力をする辺りが可愛かったです。MIRAはどちらかと言うと男女がぶつかり合いながら惹かれ合うみたいな話が多いですが、これは2人が次第に心を開き合い距離を縮めて行くという穏やかな展開で、これはこれで良いなと思いました。2017/01/22

すっちゃん

5
⭐️⭐️⭐️ 思った以上にゆっくり静かにお話が進む。たまにはこういうほっこりなロマンスも。2017/07/05

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