内容説明
業界のトップが描く、ソシャゲラブコメディ! 都内の脚本科に通う、大学生・松平(まつたいら)は、シナリオライターとして活動している先輩・川口久月麗(かわぐちクララ)に惚れていた。 過去の恋愛に対するトラウマから1万を超える作品の名セリフを記憶している平は、言葉の限りを尽くしてクララに告白。 対する彼女の返答は―― 「心に引っかかる言葉ばかりだ。いいセンスをしている!」 こうして実力を買われた平は、ソーシャルゲームのシナリオ制作に携(たずさ)わることに。 しかし、業界には底知れない闇が溢れていた! だが辞めるわけにはいかない。大好きな先輩を、幸せにすると決めたのだから――。熱血創作ラブコメディ、開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
23
ソーシャルゲームのシナリオライターの、多くの苦難(おもにお賃金と〆切的な)と戦いながら、魅力的なヒロインたちを描きだす迷いと喜びを書いた作品。…これを本業にしては、食っていけないことがわかった。ので、主人公が清貧の先輩を助けたいとして同じ世界に飛び込んでいくのが、どうにも解せない。この仕事が楽しくてやりがいを見いだしたから、辛くても続けたいという点を強く主張してほしかったところです。清貧四きょうだいは、気軽に異世界召喚をやってのける長男が逞しくて好きですが、この喫茶店ももうちょっと営業努力しようさ。2017/10/04
たこやき
19
現役のソーシャルゲームのシナリオライターの書いた、シナリオ作成を題材とした小説。普通の小説、はたまた普通のゲームシナリオと、ソーシャルゲームのそれの違い、特徴。また、普通のゲームなどと同じような賃金体系にしたが故に、ソーシャルゲームは……というような話に「へー」と思うところはある。そして、こんな風に話を考えている、というのもわかった。……でも、それって「情報そのものの面白さ」であり、「小説・物語として面白いか?」と言われると……という感じ。2017/02/02
中性色
13
ヤバイですよ。ソシャゲライターとしてのあるある話としては楽しめるけど、一応として推しているラブコメ部分が希薄的になってしまっているかな。というか、何かしらの能力としてあっても、それがライターとしてのストーリーテリングにどうしても必要というわけではないからなぁ。にしても、ここまで匂わせるわりには両親自体が一切でてこないことが気がかりかな2021/06/10
METHIE
13
確かにソシャゲのハウツー本としては良く出来ているが、ドラマとしては上手くいっていない。まず時間を戻すヒロインの能力は一度しか使われておらず、何の為あったのかよくわからない。また恋愛ドラマとしても失恋した相手が売れっ子ライターとして登場するあたりで終わるのも良くない。また劇中劇とごっちゃになるあたりは混乱した。ソシャゲライターであってラノベ作家ではないというのが大きいと思う。ソシャゲのギャラの低さなど詳しく説明されている分そこら辺が目立つ。名台詞を連覇すればいいという点ではこれはゾンビですかの短編を思い出す2017/02/09
ラノベの王女様
13
ソシャゲ業界入門として読むならいいけど、ラノベとしてはつまんなすぎ。わざわざ異能を出す理由が意味不明。2017/01/11
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