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内容説明
単に新技術を開発することだけが技術経営ではない。社会を変化させるような技術を育成し、製品化する全プロセスを戦略・組織両面から経営することだ。経営戦略の第一人者が実務経験者とタッグを組んで解説。ビジネスチャンスをつぶす「技術の神話」を退治し、イノベーションを実現するための戦略・組織運営・技術者の活かし方を解明する生きた技術経営論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kiyoshi Utsugi
22
東京理科大学大学院イノベーション研究科教授の伊丹敬之氏と宮永博史氏によってMOT(Management of Technology)について解説されたものです。 ・MOTとはなにか ・技術者はどこで間違いやすいか の二部構成になっています。 内容は非常にわかりやすいものでした。「技術の目利き」とは、成果と動機と成功確率の三つの変数についての見積もりがかなり正確に出来る人というのは、なるほどと思いました。2020/06/30
たこ焼き
5
社会にとって望ましいことと自分がやりたいことを結び付けて周りの人を巻き込む。価格設定は社会にとって受け入れられるものでないと普及はない。経営者は自分の力ではなく他人の力で何かを実現する人。研究というのはやっていることそのものが未知への捜索であり、その暗中模索をメンバーにやってもらい、メンバーと共に耐えていくことが求められる。成果がでるかわからない研究と改善業務を並行させることで成果がでないことをやり続け研究者が潰れる事を防げる。口うるさいクレーマーの一部は言語化能力が高い示唆に富む意見があるので無視しない2026/05/21
Hiroshi Sugiyama
5
MOT10年前か…今の日本に必要なマインドとして、もう古い気がするのは私だけでしょうか?2024/10/18
Yukiko Yosuke
3
伊丹先生、宮永先生の共著。全く新しい技術を生み出せば、それが市場で受け入れられ・・・などというのは技術者の幻想。実際には、筋のいい技術を見極め、自分以外の技術の進歩にも目を向け(時間は競合にも平等に与えられている)、日々の仕事の仕方で技術の蓄積具合が異なることに留意し、顧客との行ったり来たりの中でいかに第二の矢を打つことができるか、考えるべきことは相当ある。一度だけではかみしめることはできない。二度三度と読み込んで、自分自身の毎日の業務で変えられるところから変えていくべき。2014/06/17
ハパナ
2
ビジネスモデルの説明というより、もう少し哲学的な物を感じました。 社会に対する価値の提供という点で考えれば、新規のより対価の大きい分野を開拓する必要がある。そのためには社外へはもちろんの事、社内の人的な力学や資源の質や容量、ミクロとマクロの調整の妙が関係してくる。また、開発・研究のミソは担当者達による自発的探求・学習に由る所があるのだと思いました。 実験の結果も自然現象と考えれば、自然から学びそれを蓄積・活用して行く事、そしてそれを社会の役に立つ物に変える事が大事なんですね。2015/01/19




