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内容説明
ここ最近、名門企業の不祥事が大々的に報道されるなど、経営者・リーダーの質の劣化が叫ばれて久しい。その事実を裏付けるかのように、日本経済も90年代から一向に上向く兆しが見えない。そんな時代に、リーダーには何が求められるのだろうか。経営コンサルタントとして、20年に渡って幾多の企業、経営者を見てきた著者によると、会社を繁栄させる社長と、会社をつぶしてしまう社長の差は、リーダーのほんのちょっとした「考え方」の違いからはじまるのだと言う。そこで、本書では著者の豊富な経験から分かった「企業繁栄のために必要なリーダーの心得」を、31の原理原則にまとめて解説。さらに、それぞれの原理原則を「一流のリーダーと二流のリーダー」の対比形式で紹介。一読して、成功する経営者と失敗する経営者の「紙一重の違い」がよく分かり、一日一項目ずつ読めば1カ月で読み終わり、その後、何度でも読むことで「正しい考え方」が自然と身に付く1冊。【項目例】○一流のリーダーは、「夢」を共有しようとする ×二流のリーダーは、「危機感」を共有しようとする/○一流のリーダーは、新聞は一面から読む ×二流のリーダーは、関心のある記事しか読まない/○一流のリーダーは、部下に「規律」を求める ×二流のリーダーは、部下を「管理」しようとする
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
0010
3
この手の本は、定期的に読むことで、自省ができます。何事においても結果を省みることが、成長につながると感じました。2017/08/10
葉
3
一流と二流で違いを明確化させている。京セラの稲盛さんの考え方と能力と熱意の積が人生・仕事の結果という言葉は本当によく聞く。ビジネスはゼロサムゲームではない。顧客を最優先すると結果が伴うとのこと。市場分析でレクサスの例を挙げていた。キャッシュにもしっかり目を通すべき。一流のリーダーは新聞を一面から読むと書かれているが、これは普通の人ならそうするのではないかと思った。2017/01/06
復活!! あくびちゃん!
2
リーダーに成り立ての人であれば、犯してしまいそうな間違えた考え方と、それに対する正しい考え方が書いてある。リーダーになろうと思う人、リーダーである人は読むべき本。2017/03/22
kobaton
1
普遍!ぶれないね。小宮さんには理想のリーダー像というか経営者像がはっきりと見えているんだろうな...目的と目標をはき違えない、夢・ビジョン・ミッションを明確に認識している、本業に常に真摯に取り組んでいる、私利私欲を行動の動機にしない、部下を信頼し地位や役割を与えている、それでいて矢面に立つ覚悟がある...自分は小宮さんのセミナーを定期的に受講する機会があるので潜在意識に刷り込まれつつあるのだが、何度受講しても行動の変わらない経営者がいることも知っている。自分は素直だと勘違いしている二流リーダーの好例だな。2018/05/18
seiji
1
行動に移す。そして、またこの本で確認したい。2017/02/11