- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
トランプ米国新大統領誕生を受けて、日本の新聞は「驚きを禁じ得ない」「戦後の国際秩序を揺るがす激震」などと書いた。だが著者は、本書の「まえがき」で〈私は、トランプ氏が大統領になったことを驚かない。そもそも誰が米国の大統領になろうと、日本は日本である。日本には戦略的思考が必要だと主張する人は多いが、それは「誰に寄り添えばいいか」を考えるのではなく、「相手を自らの望むところに誘導すること」である〉と説く。その強気の論拠として、著者は「新しい日本人の出現」を挙げる。彼らの特長は、「歴史伝統の連続性を尊ぶ」「学校秀才ではない」「優位戦思考を持っている」「先入観、固定観念に囚われない」「物事をストーリーとして表現できる」等々。百田尚樹氏、庵野秀明氏、大野将平氏、齊藤元章氏、杉田水脈氏、DJ OSSHY氏など、さまざまな分野で活躍する「新しい日本人」に着目しながら、日本と世界の明るい未来を指し示す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きとぽん
14
新しい日本人というテーマで、いかに戦後の自虐史観から抜け出し、日本人らしい「情緒」や「暗黙知」を核に、日本を守り育てていくかというお話。分かりやすく、多方面に及ぶ日本の強みが紹介されてます!心強い!個人的に、憲法改正についての内容で紹介されたスイスの「民間防衛」のまえがきが素敵でした。永世中立国って安穏としたもんじゃない。国民と国家の覚悟と不断の努力で守られている。2017/08/11
T坊主
12
1)戦後腑抜けにさせられた日本と日本人、その間に日本周辺国は、人の褌で水膨れで張り子の虎になったり?(相変わらず民度は変わらない)最貧国で独裁者だけが威勢がって核やミサイルの実験を行い、日本への威嚇ともとれる行為を行なっている。それなのに、戦争法案とか言ってマスコミも一緒になり批判する。攻められたらあんた達どうするの、平和教でも唱えて最前線に立つつもり?そんな勇気ないよね。。2)若い人達に是非読んで欲しい本です。もう新しい日本人になってるかも。3)私は安倍首相に引き続きやって欲しいと願っている一人です。2017/12/24